日々の言葉 #16『星を掬う』
Instagramに100日間、毎日投稿してみよう!というチャレンジを始めました。
現在17日目。笑
「いまさらインスタ?」と言わずに聞いてください!!
現在、わたしが投稿しているSNSは4つです。
・Facebook(ストーリーズ)
・Instagram(ストーリーズ+フィード)
・Twitter
・LinkedIn
運営し始めて日が浅いので、フォロワー数はどれも2ケタ台とほとんど変わりません。つまり、ガチの本気でフォロワーを増やすことを狙っているわけではないのです。
コーチングの質は「問い」で決まるといわれるくらいなので、頭の整理と自分への問いかけをちゃんと習慣化し、言語化するための投稿づくりといえます。
それぞれのSNSに同じ内容を投稿したり、ちょっと加工したりしながら、反応をみていたのですが、一番スルーされるのが「LinkedIn」で、一番反応をいただけるのが「Instagram」でした。
というわけで、「100日チャレンジ」は舞台としてInstagramを選び、「#日々の言葉」として投稿。どうせコンテンツはあるのだからと、他のSNSにも投稿したり、しなかったりをしています(いや、毎日やろうよと思うんですが……)。
今日の「日々の言葉」は、町田そのこさんの小説『星を掬う』からでした。
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『52ヘルツのクジラたち』で2021年本屋大賞を受賞された町田そのこさん。
『星を掬う』でも親子関係の痛みが描かれています。
元夫による執拗なDV、支配的な母による抑圧、母に捨てられた娘と、娘に捨てられた母。それぞれに痛みを抱えた人たちが、同居生活を送ることになり、痛みに向き合うことを覚えていく、という物語。
「あたしの人生は、あたしのものだ」というセリフは、子どものころに別れた母のところへと逃げ込んだ主人公に、認知症を患っている母が漏らした言葉です。
わたしは「毒親」とか「親ガチャ」といった言葉が、どうにも受け入れられないんですよね……。
現在進行形で自分が抱えている問題は、自分の問題。“過去”の環境を、自分を慰める手段にするのは、いまを生きていないように感じてしまうのです。
わたしの親も、「毒親」と呼ばれてしまう人だと思います。だけど両親が「毒」かどうかは、わたしが決めたい。
人に決めつけられると、反発しちゃうんですよね、たぶん。だって直接関係しているのは、この親に育てられたわたしだから。
主人公の母が放った「あたしの人生は、あたしのものだ」は、ずっとわたしが抱えてきた言葉だったのかもしれません。
当時の両親にはそれなりの理由があったのだと思いますし、親の事情を理解したからといって心の傷が癒えるわけでもない。だからわたしは、「痛みを手放す」ことを選びました。
誰にでも不器用なところはあって、親だって「人間」ですもん。なんでもパーフェクトにできなくてもいいんじゃないかしら。
いまのわたしも、決してパーフェクトな人間ではないから。
完璧であらねばならない、と思い込んでいることはありますか?
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こんな感じの「問い」を毎日投稿しています。
見かけることがあれば、ぜひご自身に問いかけてみてくださいね。
Instagram:@yy_shin_chan3
Twitter:@shin_chanyan
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