日々の言葉 #81『坊さん、ぼーっとする。』
今日の言葉は、白川密成さんの『坊さん、ぼーっとする。 娘たち・仏典・先人と対話したり、しなかったり』から。
白川密成さんは、愛媛県にある栄福寺の住職さんです。
密教秘伝の書である『理趣経』をもとに、現代に生きるわたしたちの悩みを分解していくエッセイ。『ボクは坊さん。』シリーズの3冊目なんですが、なぜかこの本が一番グッときています。笑
コミュニケーションにおいて、まず自分を知ることが大事だといわれています。
じゃあ、どうやって“知る”んだ!?
ここが悩ましいところで、一番付き合いの長い自分なのに、まだまだ未知なところがあるんですよね。まぁ、カンタンに分かっても、深みがないみたいでつまらないかも。笑
白川密成さんの師は、「自分の考えを人にぶつけて、はじめて自分のことが分かる」と考えておられたそうです。または、「人の話を聞いて、“ああ、そういう考え方があるんや”と知る」。
対話によって、自分との違いを浮き彫りにする感じでしょうか。
先日、ある人にコーチングに対する印象を教えてもらいました。
「あなたはどう思うの?」
上司がこの質問をするたび、本で一所懸命に勉強してるのかなーと思ってしまうのだそう。
「まず、自分がどう思うのかを、腹を割って話してみろや!!」
こうツッコみたくなるそうで、なるほどなー!と笑ってしまったのでした。
『7つの習慣』の第4の習慣である「Win-Winを考える」は、お互いの意見が合わないとき、第3の案を考えてみようという提案です。
「妥協」ではないところが重要で、お互いがWinになる案を考えるためには、お互いの話をしっかり聴く、できるだけたくさんのアイディアを出してみる、といったことも必要。
忖度なしで、たくさんの話し合いをしていれば、自分のこだわりや価値観に気が付くこともありそうですね。
気付かないうちに「正解」を探していませんか?
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「なぜ」が人生を深くする。
毎日、小さな問いを発信しています。
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TCS認定コーチ・7つの習慣セルフコーチング認定コーチのしんちゃんです。
コーチングに興味ある!という方は、こちらのnoteもご覧ください。
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