ハワイ島リトリート紀行

モノローグ
・・・。三年ぶりのハワイに到着。
空港について私はずっと焦っていた。出発日には無事乗る予定の飛行機が離陸する2時間以上前について座席がアップグレードしていたにも関わらず。

実は…到着日が一日早かった。

あまりのあり得ないミスに頭を抱える・・・。
ほう・れん・そう。と思い、早速主催者に連絡。
こんな人が参加するのかと思われたらどうしよう・・・と本当に悩んだ。
まったくあり得ないミス。私は時差を全く考えてなかったのだ。
わかっていたら、リスケした仕事も問題なくこなせたし、日曜の診療も遅い時間までできた。
そういうマイナスな物が頭の中をぐるぐるする。
「終わった・・・」と思いますよね？私も一瞬そう思いそうになった。
が、結果として今私はヒロのリトリート施設に来ている。
雰囲気も良く、すっかり体の中から毒が抜けていく感覚を味わっている。

「じゃ、航空会社に交渉して、こっちに来て下さい、お迎えに行きます。」
そう言ってくれた主催者さん。
一瞬、昔泊まったユースホステルでも探して、一晩ホノルルで過ごすのも悪くないかな。と思った自分の機転というより雑草魂に自ら驚いた。
　ハワイアン航空のデスクで飛行機を早めたいと言ったら、貴女のフライトの時間になるけど、と言われて、いえいえ、明日のその時間なんです。と説明。
「oh！」と言われ驚く職員。
そうでしょう、そうでしょう。すみません、時差を忘れてチケットとりましてん、と私は心で思う。すぐさま日本人スタッフが横についてくれて、より良いオファーを出してくれる。

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