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私の考える「感謝」とは?

みなさん、よく何かいいことがあったり、
誰かに何かしてもらえたりすると、

「感謝」

という言葉を使う事があると思います。

私もよく感謝という言葉は使います。

ただ、この感謝とは一体何なのか?という事を
しっかり考える機会はあまりない事の方が
多いのではないでしょうか?

そこで、あくまで私個人の私見ではありますが、
私が考える感謝とは何なのか?を
お話してみたいと思います。

Wikipediaによると、「感謝」とは、

「優しさ、贈り物、手助け、好意、
その他の厚情を受けた人物が
それらを施してくれた贈り主に向けて示す、
ありがたいという気持ちやその感情を表す
ポジティブな反応」

出典:Wikipediaより

とあります。

これは確かにその通りですし、
覆すことはできないでしょう。

ただ私の場合、ポジティブな事だけではなく
ネガティブな事に対しても感謝の心を持つ様に
意識しています。

これは思想観とか宗教観なども絡んでくるので、
人によって異なると思います。

冒頭で「個人の私見」とお断りしたのはその為です。

では、ポジティブな事だけではなく
ネガティブな事にも感謝するとは一体どういう事なのか?
についてお話したいと思います。

私は、いわゆる「神様」と呼ばれる存在を
信じるか信じないかと問われたら、
信じる側になります。

ですから、良い事も悪い事も、
「全ての事は私に神様が見せてくれている事だ」
と捉えています。

例えば、お店などで店員に横柄な態度をとる人が居たら、
それは私に、「こういう風になるんじゃないぞ」と
悪い例を見せて貰え、教えて頂ける事に感謝。

信号無視する車を見つけると、
「こういう運転をするんじゃないぞ」と
悪い例を見せて貰え、教えて頂ける事に感謝。

といった具合に、良くない事であっても
このように捉えれば、
感謝が出来るものだと思っています。

それから私自身が病気になったり
怪我をした時も同じです。

コロナになっても、合併症を併発して
重症にならずに済んだ事に感謝、とか、
怪我をしても、入院するほどの怪我にならなかった事に感謝
などなどです。

ネガティブな事であっても、見る角度や心の持ち方で、
感謝に変える事が出来る。

私はそう思っています。

私はプロフィールで離婚3回、自己破産1回と書いています。

しかしこれらに対しても感謝出来る事は色々あります。

例えば離婚に関して言うと、3度の離婚で
それぞれのパートナーさん一人一人に対して、
「沢山学ばせて頂いてありがとうございました」という
感謝の気持ちを持っています。

確かに離婚協議の真っただ中では本当に大変でしたし、
しんどかったです。

口論したことも何度となくありました。

ただそれでも、今は皆さんに感謝の気持ちです。

だって、この方々がいなければ、
今私が感謝とは何か?という事に気づく事も
なかったかもしれないし、
今の私は存在しなかったかもしれません。

それに大変だったりしんどかったのは私だけではなく
相手の方も同じこと
ですから。

それから自己破産も1度していますが、
この出来事も感謝しています。

自己破産を経験しなければ、やはり今のような生活は
送れなかっただろうし、こうやって記事を書かせて頂く事も
出来なかったかもしれません。

そして何より、

  • お金の大切さ

  • お金や仕事

  • 収入が入る事

  • 家に住めること

  • 普通に暖が取れる事

  • お風呂に入れる事

  • 食事が出来る事

などなどがこれらの事が当たり前の事ではなく、
これらすべてが感謝すべき事だという事を
しっかりと、改めて認識させて頂けたのも、
自己破産という大きな痛手があったおかげだと思っています。

もちろん、これだけではありません。

いま改めて感謝の気持ちで家の中を見回すと、
家の中にある、ありとあらゆるものに対して
感謝する事が出来ます。

ベッドも、ドレッサーやメイク道具も、
お洋服も、楽器も、パソコンも、食べ物も、
家電製品も、あらゆるものに感謝できます。

そして何よりも、今日もこうやって何事もなく
生きていられることに感謝しています。

こうして感謝の気持ちをもって、
ヒト・モノ・コト・おカネすべてに接していくように
心がけるうちに気づいた事があります。

それは、

「感謝=足るを知る」

と通ずるのだという事です。

足るを知る、これは今あるもので満足するという
意識を持つことで、メンタリティは豊かになっていき
幸せな人生を送れる
という、古代中国の
老子の言葉「足るを知る者は富む」です。

私は49年生きてきて、ようやく恥ずかしながら、
感謝の大切さやその意味、そしてそれが
足るを知るに通ずることなどを
きちんと理解できてきたように思います。

これからも、私はポジティブ・ネガティブを問わず
感謝の気持ちを持つように心がけて、
生き続けて行きたいと思います。

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