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私と言う生き方~自分らしく生きるために~

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トランスジェンダーとして生きる私の、今までの生き方や私の考えなどについて書いた記事を集めています✨ 書き続けるうちに、過去と言ってる事が違うという部分も出てくると思いますが、そ… もっと読む
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私の自己紹介

初めまして! トランスジェンダー女性として暮らしている 「しーまや」と申します。 現在はトランスジェンダー講演家、フリーランスのSEをやりつつ、 ときどきドライブライターなるものをやっております。 私はトランスジェンダー女性で元自衛官、その後、 トラックドライバーや警備員、パチンコ店員、 水商売、風俗、コールセンター、 タクシードライバー、介護職員などを経験し、 現在はフリーランスのシステムエンジニアが 主なお仕事です。 プライベートでは、離婚3回を経験し、 息子も3人

「私らしく生きる」事について

私らしく生きるとは一体どういうことなのか、 これはもう私の中で、常に考え続けている事です。 私にとっての「私らしく生きる」とは何かを 考えた時、前提としてまず 「私はトランスジェンダーである」 という事があります。 そして、「講演家」の活動をし始めているという点も 挙げられます。 実際に講演家としての実績はまだないものの、 いくつかの企業様に登録をさせて頂く事が出来ました。 またこれから小規模な講演会やセミナーなどを開催する予定で、 現在準備を進めているところです

トランスジェンダー講演家 高橋 真矢

今年より私は、 「トランスジェンダー講演家」 として活動する事といたしました。 これまでの約50年の人生の中で起きた事、経験したことなどを基に、 一般的なトランスジェンダーに関する報道などでは触れられていない、 トランスジェンダーに関する私なりの経験や想いなどを、 皆様にお伝えしていきたいと思っております。 私のごくごく簡単な自己紹介をさせて頂きますと、以下のようになります。 1974年(昭和49年)2月18日生まれ。 幼稚園~中学2年まで約8~9年、毎日男子から

お手洗いを使って言われたこと

私は以前より、女性用スペースの使用については 基本的に使用しないスタンスです。 女性浴場・女性用更衣室については、いかなる場合でも使用しません。 その為、更衣・脱衣しなければならない場所へは行きません。 だから温泉に行っても、温泉に入らず部屋のユニットバスで済ませます。 または、温泉を引いた部屋風呂が有るか、温泉の家族風呂等で 貸し切れるなら温泉に入ります。 しかしお手洗いだけは、そうもいかないケースがある事は、 以前の記事の後半部分でも書いております。 先日、トラ

年末の挨拶がてら、親戚宅と実家へ。

先日、いとこの実家(いわゆる叔母さん叔父さんのお宅)と 実家へ行って来ました~✨ カミングアウトして以来私の姿をお見せするのは最初の機会だったので、 あんまり衝撃を与えないように服装を配慮したつもりです😂 また鏡越しの自撮りで鏡を拭くの忘れた💦 この服装で行ったら、叔母さんからは 「踵高い靴慣れた?」 と聞かれたので、8cmまで履けますよと答えたら、 叔母さんは6cmが限界らしかったですw 叔父さんからは、すっかり奇麗になったな~的な感じの事を 言ってもらえました✨

今日、2度目の家庭裁判所へ行って来ました。 前回家庭裁判所に行って改名の為に申し立てをしたのですが、今回は改名の審判に当たっての面談と審判です。 結果は無事、戸籍上の本名を「真矢」に改名する許可が下りました! あとは市役所や警察、金融機関などの名前を順次変更していきます✨

カミングアウトその後

先日、両親にカミングアウトしました。 今回は後日談をちょっと書きたいと思います。 カミングアウトから約1週間ほどでしょうか。 父と電話で話しました。 結論から言うと、 「大人のやる事だから親がどうこう言う問題ではない」 「自分の人生なんだから自分で決めればいい事」 という事を言われました。 私は父に対して相当強いコンプレックスを持っているので、 もっと何か色々言われるのではないか?と思っていました。 でも話してみると、 「何でそうなったんだ?」 とか 「いつ

両親にカミングアウトしました。

つい最近、両親に対して 私がトランスジェンダーだとカミングアウトしました。 まだトランスジェンダーだとカミングアウトした段階なので、 先日行った改名については、まだ言ってません。 まずはトランスジェンダーという事を知って貰い、 その上で改名の話をした方が良いと思いました。 どうしても、直接話す勇気が出ず、 まずは父の携帯へショートメールを送りました。 これまでに2回ショートメールを送っていますが、 2回とも返事はないまま。 ただ、私の妹に電話で 「トランスジェンダ

改名許可が下り手続きしました。

前回の記事で、改名を裁判所へ申し立てるという 記事を書きました。 そして、無事裁判所から許可が下りました。 現在は、市役所の手続きや免許の更新もひと通り終わり、 銀行やクレジットカード等の改名手続きを行っている最中です。 これでまたひとつ、前進出来たという感じです。 ただ、私にとってひとつまだ大きなハードルが残っています。 それは、自分の両親です。 両親にはまだカミングアウトしていない為、 改名はおろかトランスジェンダーである事も知らせていません。 両親と会うこ

本名の変更許可申請を近々提出します。

さて、私は近々戸籍上の本名を改名する手続きをしたいと思います。 私は、以前書いた記事で2つの事はしないと書きました。 これは「しない」と決めている事ではありますが、 もっと正確に言うなら精神的理由、つまり病気の為、 「出来ない」 といった方が正確でしょう。 ですが、名前を変える事は出来ます。 私はつねづね、自分が出来る限りの事をして 「女性として暮らしたい」 そしてなにより、 「女性と平和的に共存共栄したい」 と考えてきました。 その一環として、今回、戸

「これはしない」と決めている事2つ

私は世間の皆さんに理解して頂きやすい言葉を使うなら、 いわゆる「トランスジェンダー」として生活しています。 私自身は、 「私は私」 と思って生きていますが、 それだと他の方々には伝わりにくいので 「トランスジェンダー」と名乗っているのは 以前の記事で書いた通りです。 そんな私が、これだけはしないと決めているものが ふたつありますので、それについてお話したいと思います。 ※注:あくまでも私個人に該当する事であって、 全ての人に該当したり、全ての人がこう考えるべき、 な

私がなぜ男性の多い自衛隊に入ったか。

私は高校を卒業してすぐに、 陸上自衛隊に入隊しました。 私がなぜ、男性が多い自衛隊に入隊したのか、 たまに聞かれる事があります。 私は自衛隊に入るという事について、 「女性への憧れ」 「女性の仲間になりたい」 という自分の中の意識や、 「男性への苦手意識」 「男性への恐怖感」 とは、切り離して考えていました。 仕事はあくまで仕事である という意識だったと思います。 また、最初は考えていませんでしたが、 目指すうちに国防を意識する様になった事も 大きな要素です

まじめな胸の話、下着の話

今日はまじめな私の胸やブラの事を 書いてみたいと思います。 ①胸について私は現時点では、まだ胸がありません。 もちろん、現在手術に向けて 資金的な準備をしていますけど。 なので、今はカップの厚いブラジャーをしています。 まだ今は胸が無いのに、厚手のブラジャーを わざわざつけてまで胸を形作る理由は、 機能的な面と精神的な面の2つの理由があります。 機能面から見た場合、女性服のデザインが、 胸がある前提のデザインで作られたものが多く、 それをちゃんと着られるようにしたい

私が自己開示をする理由

私は今まで記事を書いて自己開示をしてきました。 いまは自己開示に関連しそうな記事だけを まとめてマガジンにもしてあります。 こちらです。↓ さて、私は一体何のために、 過去を晒して自己開示しているのでしょう。 こういった事をするには理由が必ずあるので、 自分でちょっと考えてみました。 理由①:過去を整理して自己理解を深めたい私の過去は読んで頂くとわかりますが、 ちょっとだけ複雑な流れになっています。 そうなると、自分で過去にどんな事があったのか、 何を経験したのか