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私の仕事観

皆さんお仕事をされている方は、
何かしら多かれ少なかれ、仕事観をお持ちだと思います。

私が考える仕事観とは、

「仕事とはこういうもの」

という、主義のようなものだと思っています。

そこで今回は、
私がどんな仕事観を持っているか、
ちょっとお話してみたいと思います。

とはいえ、そんな大げさなものではないので、
軽い気持ちで読んで頂けたらと思います。


①法令に反しない事

まずこれはもう大前提と言うか、当然です。

どんなに楽しそうでも、どんなに稼げそうでも、
その仕事自体が法令違反していたり、もしくは
法令に抵触する恐れがあったら、やりません。

もしそれが判らずに参画してしまったら、
それが判った時点ですぐに辞めます。

私は個人事業主なので、労働基準法は
関係ありませんけど、例を挙げるなら、

  • 特定商取引法

  • 特定電子メール法

  • 金融商品取引法

  • 薬機法

  • 景品表示法

などなど、この他にも仕事をするのに関わる
法令は沢山ありますけど、それらに反していない、
あるいは抵触の恐れが無い事が大前提です。


②志(こころざし)が持てる事

私は、仕事を通して自分がどうなりたいか、
これをイメージできる仕事が良いと思っています。

むかしよく、

「仕事=志事」

だと教えて頂いた覚えがあります。

この志・・・つまり自分がなりたい像が
浮かばない仕事には、関心が向きません。

やはり仕事は自分がその仕事をしていて、
良いイメージ、自分が活躍する将来像が
浮かんでくる仕事が良いと思っています。

ただそうは言っても、過去に私は、
志が持てなかった仕事もしてきました。

それはその時生活にいっぱいいっぱいで、
とにかくお金を得ないと、
明日の生活も出来なかったからです。

それこそ冗談抜きで、

「明日食べるお米が買えない」

そんな状況もありました。

でも、その状況の中でも、
その時点の仕事に対して何か志が持てないか、
考える事は辞めませんでした。

そして、たとえその時点での仕事で
志が持てなくても、

「ここでどうにか生活を少しでも安定させて、
志の持てる仕事を出来るようにする」

と、心の中でずっと思っていました。


③人様に喜んで頂ける事

仕事をさせて頂く上で、人様に喜んで頂ける事は
私の中ではとても重要です。

ただ同時に、ものすごくシンプルでもあります。

私が仕事をさせて頂く事で、
誰かが笑顔になったり、美しくなったり、
楽しくなったり、便利になったりする。

これがものすごく大切だと、私は思っています。

人様に喜んで頂く事は、
シンプルにやりがいに直結します。

私が仕事をさせて頂き、それで喜んで頂けると、
私もとても嬉しいし、やりがいを感じます。

そしてこれが、仕事を続ける為の
原動力だと思います。


④少しでも誰かのお役に立てる事

③の喜んで頂く事と近いですが、
これはもう少し広く捉えています。

誰かのお役に立てる≒社会のお役に立てる

この様に考えています。

人様に喜んで頂ける仕事を続けていく事で、
喜んで下さる人様が増えて行き、最終的に

「社会の中でほんの少しでもお役に立てたら」

そんな風に思っています。

別に社会貢献だとか、ボランティアだとか、
そういった大きな事は考えていません。

ただ、自分が仕事をさせて頂くことが
何らかの形で誰かのお役に立てて、
それが最終的に社会をより良くする為の
ひとつになったらと思っています。


⑤楽しい事

仕事はよく、苦しいものとか、
つらくて当たり前といった話を耳にします。

本当にそうでしょうか?

もちろんどんな事でも、楽しい時もあれば
つらい時もあります。

それは何も仕事じゃなくても、遊びだって、
日々の生活だって同じことだと思います。

しかし、遊びは苦しいものとか、
生活はつらくて当たり前とか、
聞いた事がありません。

仕事だけが、苦しいものとか、
つらくて当たり前と言われるようです。

仕事に楽しさを求めてはいけないのでしょうか?

私はそう思いません。

楽しい仕事でなければ、続きません。
ですから私は、仕事をさせて頂く際に、

その仕事は自分が楽しいと思えるか?

これを判断の目安にしています。

ちなみに、何を楽しいと思うかは人それぞれです。

なので、一概にこういう仕事が楽しいとは
ここでは言えませんが、私の場合は
人とかかわる事が楽しいし、喜んで頂ける事が
楽しいと思っています。


⑥生活に必要な収入が得られること

最後に収入です。

仕事である以上、収入にならなくては、
それはボランティアになります。

ただ、収入は私の場合、
生活に困らないだけの収入があれば、
それ以上は

不要ではないけれども必要ではない

この様に思っています。

生活に困らない収入と言うのは、
人それぞれ定義が異なると思います。

私の場合は、水道光熱費、家賃や駐車場代、
車のローン、毎月の引き落としなど
これらが滞りなく支払えれば、
それ以上は余剰になるので、
特になくても良いのです。

なのでそんなに大金を稼ぎたいとも思いません。

よくSNSやっていると、メッセージで、

「月100万目指せます!」
「年収1億目指しませんか?」

などのDMをもらう事があります。

これを見ても、

そんなに稼いでどうするの?
別に普通に生活できればいいじゃん。

と、私は思うのです。


最後に

さて、ここまで私の仕事観について
色々書いてきましたがいかがでしょうか。

奇麗事ばかり言ってると思う方もいるでしょう。
しかしこれが私の仕事観なので仕方ありません。

私が考える「奇麗事を言う」というのは、

苦難や困難を経験せず理想論を言う事

だと思っています。

私はかつて、仕事観なんて語れない様な
明日のお米も買えない生活も経験しました。

仕事観がどうのこうのなんて
言っていられなかったのです。

1か月以上お米と大根だけを食べ、
部屋の明かりは裸電球1個という生活もしました。

その時に使っていた炊飯器は、
粗大ゴミ置き場から拾ってきて、
きれいに洗って使っていました。

まだ普通に使えるのに、
もったいないなぁと思ったものです。

またある時は、家賃も滞納が続き、
食べるものもロクに買えず、生活困窮者向けの
フードバンクに登録して、無料食糧支援を
して頂いた経験もあります。

生活保護相談に行ったこともありました。

そんな生活を経験したからこそ、
お米に困らなくて済むようになった今、
炊飯器をゴミの中から拾わなくて良くなった今、
普通に食べる事ができている今、
この仕事観を大切にしたいと思っています。

また、今ここまで私が生活できて、
仕事観なんて語れる状態になれたのは、
決して私個人の実力ではありません。

沢山の方々の助けを貸していただいて、
初めて今の自分が居ます。

その方々を、ここで一人一人ご紹介する事は、
あまりに多すぎて不可能ではありますけど、
その方々に対して感謝を忘れる事はできません。

今こうやって仕事観なんて語らせて頂ける事、
そして生活できている事に、感謝しています。

これからも、この感謝の気持ちを忘れず、
私なりの仕事観を大切にしながら
お仕事をさせて頂こうと思います。

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