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欧米で自動化が進む理由

昨日、コンサルの人と安全について話を
していました。

そのときに、職場でのリスクアセスメント
の話になり、日本とドイツの違いについて
話題となりました。

日本でのリスクアセスメントは、主に職場
内の危険箇所や人の動きに着目して不安全
な場所がないかチェックしていきます。
不安全な箇所が発見された場合は、速やか
にリスク軽減措置をとる。

一方、ドイツでは

おおむね日本と流れは同じですが、給与に
反映させるためにも使用されるようです。

つまり、高負荷作業や危険箇所での作業
には、きちんと手当をつけているそうです。

日本でも高所作業者などで危険手当などが
支給されますが、ドイツでは、繰り返し単純
作業やかがんだ姿勢が多いなど「動作」にも
着目しています。

この点が日本の製造業や物流業に違いです。

日本では同じ職場でも、屈む仕事が多い
作業場と座って単純作業をする仕事が多い
作業場とで「技能」に差をつけているところ
はあるにしろ、「動作」で給与に差をつけて
いる会社は少ないかと思います。

そんな背景もありドイツでは、高い負荷
を伴う作業は、イコール高い賃金を支払
わなければならない。

つまり、その場所を自動化にするモチベーション
がより一層高くなる仕組みになっているようです。

少子高齢化社会に進むなか、日本の「総合筋力」
は間違いなく落ちていく一方なので早急に対応
が必要ですね。




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