車椅子使用の注文住宅(バリアフリー新築住宅)について

車椅子使用の注文住宅(バリアフリー新築住宅)について

浴室の仕様でポイントがあれば専門的な内容でも構いませんのでご享受ください
福祉住環境コーディネーターの本で基本は押さえたつもりですが、実務の方のご意見も伺いたいです


車椅子使用の方の住環境はご本人のADLによって様々ですので、障がいの種類や身体の状態、介助者の有無やサポートの種類によって、その都度設定するのが大切だと思います。

浴室に関してはご本人が何処で着替え、シャワーチェアや入浴用車椅子に乗り換えるのかが最初のチェックポイントになります。

また、浴槽への入浴が可能であればリフトや専用の入浴用車椅子での動線・重量確認をし、浴室内の広さの確保も重要です。

浴室内の温度を一定に保つためには、窓無しにして浴室乾燥機付きの機械換気にするのも一つです。

ユニットバス設置の場合は前面に断熱材付きパネルの選定も出来るうえ、後付けで手すり設置が可能な商品も増えました。

訪問入浴サービスなどをご利用のご家族の場合、無理に浴室をリフォームせず、洗面脱衣室に組み立て式浴槽を設置し、浴室内の洗い場で着替えをするケースもあったりしますので、様々なシチュエーションに対応できるようになりたいですね。

簡単ですがご参考まで

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