介護保険住宅改修制度の利用

はじめまして。
手すりについて、アドバイス頂ければと思い、初めてリクエストさせて頂きました。

先日、実家の父親が肺癌がみつかり、余命一年と宣告されました。足腰が元々よわく、階段に手すりをつけようとした所、てっきり間柱にコンパネがはってあると思いきや、耐火ボード?で、いくらネジを打ち込んでも、ちょっと体重をかけて引っ張ると白い粉と共にぬけてしまいます。

建て売りの安普請だったのでしょうが、クロスの上から素人の私でも間柱がある位置を確認できる方法はないでしょうか?

恥ずかしい話ですが、お金に余裕もなく、治療費や入院費用もかさみ、業者さんにたのめません。

旦那は、叩いた音や、感触でだいたい分かる筈だといいますが、さっぱりです。

旦那の実家の解体に参加し、コンパネをつけたり外したりの経験はありますが、基本コンパネと耐火ボードは同じサイズなのでしょうか?もしそうなら、壁端から計りだいたいここくらい?という位置で打ち込めばいいでしょうか?

お忙しい中、本当に恐縮で、しかも、ものすごく下らない素人の質問なのですが、材料(ポール2本とゲンコツ3個)もムダにできず、ほとほと困っております。

どうぞ、知恵をお貸しできませんでしょうか?


木造住宅の柱ピッチは基本910mm間隔で柱があり、間柱は455mm(303mmの場合もあり)で配置されていることが殆どです。

コンパネと石膏ボードもそのサイズに合うように作られていますので、横910mm縦1820mmのサイズで縦張りの形で組み合わされてます。

下地を探す際は、上記のピッチを目安に画像のような「下地探し」のピックが1000円前後で売ってますので目立たない床に近い部分などで試し刺しされると、ボードのみの部分と間柱部分が分かります。

もっと簡単に探すなら私も使用している「下地センサー」をオススメ致します。
ピック状のものよりは少し値が張りますが、壁面上を移動させるだけで音と光で教えてくれます。

「下地探し」や「下地センサー」替わりになるものは、ドライバーセットの中にあるようなせんまい刺しでも代用できますが、刺した後の穴が大きく残りますので、クロス色同様のコークボンドなどで穴埋めが必要になります。

壁下にコンセントがある場合は、その直線上に配線が壁内にありますので、手すりアンカーのビスを止める際は気をつけてください。


お父様がご病気になられたとのことでお気持ちお察しいたします。

介護保険を申請され、ケアマネージャーさんがついておられるのでしたら、介護保険住宅改修制度をご利用されては如何でしょうか。

最大20万円までの利用において1割のご負担になりますが、階段手摺は案外取り付けが難しいものです。

ネックなのは申請から工事許可まで1か月程度かかりますので、お急ぎの場合は行政と打合せが必要になります。

ご参考になれば幸いです。

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