家族が脳梗塞により片麻痺になり今住んでいる戸建て住宅では介助が大変な状況になりそうです

障がい者住宅について

昨年、家族が脳梗塞により片麻痺になり今住んでいる戸建て住宅では介助が大変な状況になりそうです。
現在、家族はリハビリで老健におりますが、リフォームで済むのか建替えるべきか迷っています。

リハビリ担当の方にも相談しておりますが、地域包括ケア会議でも住宅における専門家が居ないのでアドバイスや設計監理をして頂ける専門家が居ると良いのですが・・

何かしらアドバイス頂けると助かります。


ご本人様の年齢が分かりませんが、脳梗塞による「脳血管性認知症」へ移行するケースも珍しくありません。

認知症が重度になると施設のほうがご家族は安心できますが、判断が出来るうちにご本人の希望(終の棲家として住み続けたいか、施設に入居することを望んでいるか)を聴くことが第一だと思います。

お住いは持ち家のようですが、建て替えに関しては他の回答者さんも仰るように、築年数やご家族の今後のライフプランを確認されてから決められると良いですね。

現在、老健でリハビリされているとのことですので、「トイレの座り方」「ベッドへの移乗の仕方」など同じ動きを自宅に取り入れられるよう福祉用具の導入を含めご検討されるのがポイントです。

将来的に車椅子利用になるかもしれませんが、残存能力を活かすよう手摺りの設置と段差の解消は必須ですね。

本格的にリフォームをされるのであれば、手すりや段差解消のほかに
・光環境(廊下や居室の照度を改めて見直す)
・温熱環境(ヒートショック防止)
・動線の確認(屋外から玄関昇降・寝室から各所への移動状況など)
をはじめ、外部サービス(訪問入浴サービスなど)を利用する場合のスペースなども確保しておくと良いですね。

介護福祉を得意とする建築士が地域包括ケア会議に参加できると良いのですがお近くにいない場合は、全国エリア対応の専門家にご相談されるのも一つかと思います。

ご本人は帰宅後、ご家族に気遣われることに恐縮してしまわないよう、今まで通りの接し方を心がけられると良いですね。

寒いこの時期は朝方に脳卒中や心筋梗塞が増えるので再発にもお気をつけください。

ご参考になれば幸いです。


(質問者からのお礼コメント)
アドバイス参考になりました。
介護福祉に強い建築士の専門家さんが居られることに時代の流れを感じます。
詳細は書けませんが我が家の家族構成や今後の障がいの症状から、バリアフリー住宅に建替えする方向になりました。
老健や福祉サービスを利用し、リハビリを続けている間に進めようと重い腰が上がりました。
築年数の経った家なのでアドバイス頂いた光環境、温熱環境、動線の確認など取り入れたいと思います。

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