最強のネーミング

 岩永嘉弘さんの「最強のネーミング すべてのビジネスは名前から始まる」を読んだ。世の中に影響やブームを巻き起こす商品には、その商品の価値をより世の中に浸透させる「ネーム」がある。その商品を自ら生み出すのはなかなか難しい。このネームを考えるには5つのポイントがあるという。

・「音感」声に出してすんなり覚えられるか

・「品性」商品・サービスの柄に合っているか

・「形容」特性を適格に現しているか

・「イメージ」言葉以上の内容を喚起するか

・「願望」発信者の送り手への思いが籠もっているか

この5つが意識してネームを考えていく必要がありそうだ。しかしそんないい「ネーミング」がすぐにできるわけでもない。筆者は準備段階でも5つ紹介している。

1 言葉の引き出しをいかに増やしていくか

2 辞書で言葉を探し、その言葉を探る予習は入念に。

3 ピンときた言葉は辞書やネット検索でとことん掘り下げる

4 ときにはことわざが巧妙なフレーズを引き連れてくれる

5 伝える相手を意識する。ネーミングと対話をする

 普段から、気になった言葉をメモにとり、その言葉をとことん掘り下げて「語彙のストック」を作れるように過ごしていきたいと感じた。

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