僕たちは、宇宙の・・・じゃなくて、企画の話をしよう。
小さい頃から、周りとはちょっと違うことをするのが好きだった。
友達は遊戯王カード集めにハマっているのに、僕は牛乳キャップ集めにハマった。友達はマリオパーティや大乱闘で楽しんでいるのに、僕はタケノコ掘りを楽しんだ。
みんなが興味を持つものに興味がなかったというのもあるけれど、きっとちょっと違うことをしてじんわりした注目を集めたかったんだと思う。今も、少しは。
ただ、うまくそうさせてくれないのが、今通っている言葉の企画だ…!!
▼言葉の企画とは
企画でメシを食っていく人にとってこれから大切になる、「行動、企画、発信」の力を身につける連続講座「言葉の企画」。行動するための言葉。企画するための言葉。発信するための言葉。私たちがふだんあつかっている「言葉」の力を活かして、自分の道を、自分でつくるために、立ち上げます。
主催:阿部広太郎さん
毎回の課題に対して必死に取り組んでも、いつも埋もれてしまう。みんなの課題を見て「その手があったかーーーー!!」といつも悔やむ。阿部さんの話を聞いて、自分のは全然ダメじゃないか・・・と凹み、さらに一人一人に書いてくださるコメントを見て、(ズバッと言い当てられてるから)完全に地に落ちる。。
それでも、この講座が好き。
あと1回で終わるけど、
もっと続け-ーー!と思ってる。
今回の課題も挑戦しがいがあった。課題は、『映画をテーマにNAVERまとめをつくろう』というもの。正解が何も見えなくて、迷いに迷った。
何が求められているのか悩んだけど、自分なりの結論はこうだった。
◎自分が満足できるテーマでまとめる
◎何を伝えたいか自分の中で明確にしてみる
◎人からの見られ方を気にする
作ったまとめがこちら。
◾️自分が満足できるテーマでまとめる
初めの読者は自分。まずは自分が夢中にならなくちゃ。映画は好きだけど、映画◯選といえるほど詳しくはない。出来ない。それは、映画通の人に任せようと思った。
最近観た映画で最も印象的なのが新海誠監督の「天気の子」。映像美やストーリーはもちろん、音楽と掛け合うような展開が本当に面白いと思った。音楽を担当したのは、RADWIMPS。高校の時から好きなバンドだ。
何かの対談記事を読んだ時、2人がどんな想いでこの作品を作ったのか、それぞれの言葉からにじみ出ていた。もっと対談記事を読みたくなった。一つ一つの言葉がアツかった。そうだ、この2人を中心にしたまとめを作ろう。
◾️何を伝えたいか自分の中で明確にしてみる
制作秘話を知ると、また観たくなる。そう思って、一度見たことがある人(つまり自分)がまた観に行きたくなるように、言葉を中心に作品の裏側をまとめた。もう一度映画を観に行ってくれ・・・!と思いながら。
◾️人からの見られ方を気にする
最近意識するようになったことだが、見られ方を意識しだした。今回の場合は、タイトル・サムネイル画像・文字のサイズ。
天気の子を観たことがある人に届けたいから、タイトルの始めは「天気の子」からスタートかなー、とか。2人にスポットライトを当てたいから、仲良さそうな画像をサムネイルに置きたいなー、とか。テキスト入力だと文字小さくなるから、なるべく引用した言葉を中心にまとめたいなー、とか。
前回のエッセイは、スマホで見ても見やすいように、変な折返しがつかないように字数調整したつもりだ。
なんとか課題をやったわけだが、やっぱり言葉の企画生のまとめは面白いものばかりだった。切り口、まとめ方、言葉の使い方、などなど、やっぱり自分のものが埋もれていくような気がした。
悔しいけど、、でもちょっと嬉しかったりするのは、企画や言葉が好きな人と一緒に過ごせているからだと思う。
しんどい時もあるけど、でも面白いと思えるのは、みんな試行錯誤して何かを生み出そうとしているからだと思う。
あと1回しか講座はないけど、もっとこの時間が続いてほしい。もっと企画についてのめり込みたいし、みんなと企画の話もしたい。
宇宙兄弟のムッタじゃないけど(小山宙哉「宇宙兄弟」4巻参照)、
・・・僕たちは、企画の話をしよう。
言葉の企画にエントリーした時には思ってもみなかったような感情が、フツフツ湧いてきている気がする。あと1回を存分に楽しみたい・・・!