育休ライフ　11週目

今週は娘の体調不良に振り回された。
保育園に通っていないぶん、2年間で高熱を出したのは2回ほどと、安定感があったので今回の体調不良にはバタついた。
特に旅行で予定が詰まっていたので予定が狂い、大人としては消化不良となってしまった。

今回の件で学んだこと。
それは、子供連れの旅行はうまくいかないものと、どっしり構えておくこと。そしてうまくいくことを期待しないこと。

旅行はお金もかかるし、楽しみなイベントで待ち遠しいものだからこそ、うまくいかないと落ち込むもの。この落ち込みの原因が娘であることはある意味仕方がないことだし責めるものでもない。
選択理論的にも、娘の要因は他人の要因なので変えることはできないのだから、今ある現実を見て自分のできることにフォーカスすることが大切なのだとわかった。

なにより大事にすることは家族のことであり、今回は娘の体調である。娘を守れるのは私たちなのだから、できるベストを尽くす、それだけである。

今回の旅行は妻にとってもリフレッシュできる良い機会である。普段から頑張っているぶん、羽を伸ばしてほしかったし、息抜きしてほしかった。
そのあたりも含めて考えて立ち回れると、非常に満足度の高い旅行になると思う。

あくまで私は家族の喜びが栄養なので、これが私の幸せである。よく妻にも「自分の時間をとってほしい」「何かやりたいことある？」と訊かれるが、やりたいことが家族と過ごすことなので、今ある生活が全て幸せに直結するのだと思う。

またしばらく時間がたてば、考え方は変わると思うので、今は今の思いのまま幸せをつかめば良いと思うし、変わったらそのときできることにベストを尽くせば良い。
家族がいること、自分の味方がいることに感謝して毎日過ごしたい。

最近ちょっと怖いことがある。

Cookieである。私が調べたことがウェブに記憶され、それをもとに広告が出てくるあのシステムが怖いなあと感じる。

先日、もともと興味のあった添加物について調べていたら、ウェブ広告もインスタの検索候補も食品に関わるものに一気に変わった。それまでは趣味の戸建て間取りの広告や教師にかかわるものだったのに急に変わったのである。
興味のあるものについてどんどん調べられるのは嬉しいが、自分の調べたことがどこかに保存され、それをもとに広告を打つのはなんとなくいい気がしないなと思った。
そして自分が受け取る情報は自分の好きなものに偏るからこそ、広告で出てくる内容は自分が良いと思う内容のものばかり。これに踊らされてはいけない、冷静な目を持たなければと、日々自分に釘を刺している。

ちなみに最近調べたもので興味深いものに添加物がある。日本の添加物についてはいろいろな利権が絡んでいるらしい。
自分なりに調べた結果、できるだけお惣菜に頼りたくないなと感じた。
特に出来合いのお弁当、おにぎり、惣菜パンは娘には当分食べさせたくない。
よかったら調べてみてほしい。特にお子さんをお持ちの方は考えると思う。

今はちょっと調べただけで、いろんなことがわかる。
情報がたくさんあるぶん、その情報を使う力や情報を選ぶ力が必要なのだと思う。学校で教えることってそれなんじゃないかなとも思う。

自分にとって良いものを選ぶ力をつけるのは、なかなか大変。たいていは自分にとって「都合のよい」ものを選ぶことになるから。これは私もそうである。自分に良いものは、時には苦かったり痛かったりする。それも含めて選べる人になりたいと思う。

時間があると色々考えてしまう。
でも、働いているとこの考える時間がなくなる。それは果たして良いと言えるのだろうか。人間としてあるべき姿、自分自身の人生としてどうありたいか、まだまだ答えは出ない。だからまた考える。この時間を取れることに幸せを感じたいし、復職してもこういった時間をとりたいと思う。

そう考えると昔と比べて子供たちは思考しなくなった。これは子供のせいではなく、思考する余地を与えない教育の結果だと思う。この教育システムを作ったのは誰か…と考えていくと、今の日本の状況が少し見える気がする。
私は今ある日本をよくしたいし、娘が生きる未来の日本も素晴らしくあってほしい。そのために思考する。行動する。

最近、日記が真面目すぎる。笑