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A New Private Social Platform. - 小さなコミュニティの再建。

FacebookのCEOであるマークザッカーバーグが、2020年の所信表明を書いている。いつもはその年の達成目標を書いているが、今年は2030年へのビジョン(社会実現へのコミットメント)だった。

https://m.facebook.com/zuck/posts/10111311886191191

どれも興味深いが、そのうちの一つに『A New Private Social Platform』というものがある。以下、ざっくりとした訳。

**『A New Private Social Platform』 **
インターネットは誰とでも、どこでも繋がることができると言うすごい力を我々にもたらした。これは、驚くべきエンパワーメントであり、我々の関係性や機会を、もはや私たちがどこに住んでいるのかで制限されないことw意味する。今や私あたちは、数十億の人がいるコミュニティの一部となっている。ダイナミズム、文化、そして経済機会の全てが共にある。
けれど、そのような巨大なコミュニティの一部であるなることは、それ自身の課題を作り出し、我々に親密さを切望させるようになった。私が小さな街で育ったとき、それは自分が適しているとこをと目的意識を持つことは簡単だった。けれど、数十億の人々と共にいることは、自分自身の唯一の役割を見つけることを難しくしている。次の10年では、重要な社会インフラのいくつかが、私たちが、親密さの感覚を再び獲得できる、全ての種類の小さなコミュニティを再建することを助けるだろう。
これは私が一番興奮しているイノベーション分野の1つだ。我々のデジタル社会環境は、向こう5年で全く変わるだろう。プライベートのインタラクションを再度強化し、私たちが生きる上で不可欠な小さなコミュニティを作ることを助けるだろう。

これはまさに、NEWPEACEが掲げている「サードコミュニティ」構想と通じる。インターネットによって、すべてが繋がりすぎた社会の中で、もう一度、個人にとって心地良いサイズやシーンのコミュニティが必要になっていく。自分の存在を肯定し、らしさを取り戻し、人生の主権を取り戻す、そんなコミュニティだ。

今、NEWPEACEでは、6curry KITCHENやREING Livingなどのリアルスペースで、サードコミュニティ事業を具現化していっているが、2020年からはそれらにマージする形で、テクロノジープラットフォームを実装していく(一部、オンライン決済やメンバー管理などは既に実装済みだが、醍醐味はオフラインのデータ化にある。)

だれもが現実空間に、自分の価値観ベースにした人間関係と居場所を構築できるようにする
コミュニティビルディングシステム。

これは、これまでのオンラインサロンやECプラットフォーム、メディアアプリとも一線を画した、リアルとバーチャルを横断したまったく新しい形の仕組みになるだろう。これが実現できれば、様々な個人による「サードコミュニティ」の立ち上がりを支援し、結果として、ザッカーバーグのいう『A New Private Social Platform』の世界観とつながっていくだろう。

ただ「言うは易し、行うは難し」。コミュニティという生き物を科学して、街に実装していく野心的なチャレンジなので、エンジニアをはじめビジョナリーなメンバーを集めなきゃいけない。そして、自社に閉じることなく、専門家や研究機関、パブリックセクターとも組んで立ち上げていくプロジェクトにしたい。というわけで、創業チームとして参画したい人、ぜひ連絡してください。あぁ、これからの10年が本当に楽しみだ!

https://newpeace.jp/contact