1日は21時間しかない
ようやくペースがつかめてきた。
だいたい2週間。
そんなかんじ。
先週も書いたので、またか…って感じの話だけど、なかなかこういうチャンスもないので、残しておこうと思う。
2週間前にいきなり仕事量が増えた。
いきなり倍!くらいの増加量。
ただでさえ壮絶な仕事量が、まさかの倍!
「2倍、2倍!」って陽気に高見山が記者会見で答える映像が頭をちらつくけど、それが分かる人はもうきっと4、50代だ。
きっとこんな無理はしない。
ふつうに考えたら、無理だ。
1日をフルで回しても足りないくらいの仕事量は抱えている。
でもやらなきゃいけない。
なので、新しい大きな仕事を分散させることにする。
小さく分けて、毎日に振り分ける。
これしかない。
締め切りから逆算してだいたい1日この分量をやれば終わるという算出する。
ざっくり。
だいたい1日3時間。
いつ、やるか?
今でしょう!
じゃない。
朝でしょう!だ。
通常より早起きして時間を作る。
そこで本来なかったはずの仕事をやる。
通常が5時起きなので普通に考えると2時…。
できなくはないかもしれないけど1日、2日は無理できてもそれをずっと継続するとなると完全に詰む。
何日か実験してみる。
2時起き、3時起き。
キツい。途中何度か壊れかけた…。
自分でもこれはヤバいな…ってところまできたので、適度に息抜きもしつつ、トライ&エラーを繰り返し、結果4時起きが一番効率がいいことがわかった。
23時か遅くとも24時には寝て、必ず4時に起きる。
これが最も持続可能な時間配分のようだ。
4時に起きる。
そして4時〜7時を1日から切り離して考えることにした。
ここでやる仕事に関しては、日中は考えない。
この時間で完結させる。
そしてこの3時間は最初から1日になかったものだとする。
「1日は23時間しかない」というのは確か村上春樹の言葉。
ジョギングや運動の時間に必ず1時間使うのでその時間は1日からなかったものとして考えるというもの。
それと同じ、「1日は21時間しかない」と考える。
そうなると1日の時間は少し足りないのだけど、時間が足りなければ足りないで、自然にやり方が変わっていくもので、少しずつ小さな改善を繰り返しながら、毎日1冊本を読み、ゲームを進め、筋トレし、ジョギングし、掃除して、日記を書いて、仕事以外のこともモレなく全部できているし、1日の通常の仕事もかなりキツいし集中力は前より要求されるけど滞りなく進められている。ふつうに写真も撮りにいけるし、映画にも行けるし、母の通院の付き添いでまる1日つぶれても、どうにか回るくらいには日常も取り戻せた。
無理はする。
けど短距離走では考えない。
長く続けられる持続可能な無理の仕方を考える。
1日は21時間しかない。
4時から7時を1日から切り離す。
なーーんだ、できるじゃん。
とりあえずここまで2週間。
ペースがつかめてきた。
絶対無理!って思った「いきなり倍!」な仕事。
最初は苦行だと思っていたけど(確かに苦行だけど)、そのことですごい習慣を手に入れてしまった気がする。
とりあえずあと1週間このままやり通す。
その後続けていくかはわからないけど。
「2倍、2倍!」
1日は2倍になる!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?