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フリーランスに大切なこと 努力は趣味でいい

努力、したくないですよね?

がんばりたくないじゃないですか、基本的に。

いつもそう思ってます。

この間読んだ本にも書いてありました。

「がんばるな」「努力するな」って。

エフォートレス思考」って本によると、
「がんばる人ほど、成果が出せない」そうなんです。

がんばったらダメ、
なら、がんばらないですよね…。

ただね、才能もない、大した実力もない
そんな人間が何かを仕事にして、
それで生き抜いていくって、
それはもう大変なことなんです。

ふつうにやっててもたぶんムリなんですよ。

がんばったら、ダメ…
そうなのかもしれないけど、

がんばらざるを得ない

それが現実のような気がします。

ほんとに日々感じるのは、
「自分のふがいなさ」ばかりです。

人と比較してもしょうがないって、
そんなのわかってるけど
しちゃうじゃないですか、
どうしたって。

とにかく、みんな、すごすぎるんですよ。
デザイナーとして20年何とかやってこれたけど、
他の人の仕事を見ると自分の仕事への絶望しか感じません。

もう同じ土俵で戦うのは諦めましたが、
なんとか隅っこの方でふんばる別の戦い方をするしかない。

そう思ったら、クソがんばるしかないんですよね。

やりすぎるくらいやりきって、
ちょうど人の足元レベル。

自分の限界より50%増しくらいでがんばらないと全くついていけない。

その上、成功している人たちって
「努力なんて全然してませんよー」って涼しい顔してるけど、
そんなわけないんですよね。
見えない所でみんなちゃんと努力してる。
たぶん、そもそも努力するのが当たり前だから、努力とも思ってない。
「努力を努力と思うと成果は出ない」っていうけど、
それはまさにそうなんでしょうね。

ただでさえすごい人たちが、
努力と思わない努力を続けているんだから、
こっちはそれ以上やるしかない。

ただ困ったことに、「必死にがんばってます!」ってアピールは虚しいというか、
そういう人にはなかなか仕事が回ってこないのも事実なんですよね。
だから結局何でもない涼しい顔してがんばるしかない。

努力は成功を逃す。
けどしないわけにもいかない…。
がんばってます!って顔もできない。
八方ふさがり。
もうどうしようもないですよね。

だからこう思うようにしてます。
努力なんて趣味!
好きでやってますから。

「努力とは結果を出せない人間の道楽である」って、
超訳立川談志」に書いてあって、
これは「無駄な努力」っていうことを皮肉って言った言葉ではあると思うけど、
でも「道楽」くらいに考えてちょうどいいんじゃないかなと思うんですよね。
努力って。

「がんばるのも努力するのも全部趣味!」
努力は趣味。
そのくらいのスタンスが非力な凡人にはちょうどいい。

好きでやってると思えば、イヤでも何でもないでしょう?

映画見たり、ゲームしたりするのと一緒。
好きでやってる。

人生は結果ではなくプロセスだという。
結果が出た瞬間よりも、
そこに向かってるプロセスそのものが
いちばん大事で価値ある愛おしい時間だということ。

つまり努力こそが最大の楽しみでもあるわけだ。

努力を趣味にするって、
意外にコスパのいいことなんじゃないかなって思います。

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