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日曜日の朝の習慣をちょっと変えてみた

今年になってから日曜日の朝の習慣をちょっと変えてみた。

ジョギングのコースを変えて神社に行くことにしてみた。

今年のはじめに読んだ「この世を生き抜く最強の技術」という本に、
「お寺に仕事を「置いてくる」」ということが書いてあった。

毎週末にお寺に「無事に仕事が終わりました。ありがとうございます」
という報告をして、
仕事を「置いてくる」ことで週末を全力で楽しむことができる
というライフハック。

仕事と休みの境界をしっかり引くためのけじめみたいなものかな。

思う存分休むのは難しそうだけど、
週に一度無事に仕事を終えることができたという報告をするのは良さそうだ。

さっそく、やってみることにした。

月曜から土曜は基本仕事なので、行くなら日曜の朝だろう。
このために散歩に行く習慣を増やすのも少し負担が大きいので、
日曜の朝のジョギングのコースを変えて行くことにした。

近所に参拝できるようなお寺はなさそなので、
いつも正月に行く神社に行くことにした。

神社自体はけっこういいのだけど、
かなりきつい坂の上にあるので走って行くのは少ししんどい…。
でも、それもなんかちょっと良い気がした。
がんばって登り切る爽快感も味わえそうじゃないか!!

で、実際に行ってみて思った。
あまかった。

坂道なんて走るもんじゃない。
苦しすぎる。
途中からは仕方なく歩いた。

そこから今度は階段だ。
とんでもなく長い階段でははないけど
それでもしっかり段数はある。
また息が切れる。

登り切る。
不思議なことに登りきってみると、
疲れより意外に気持ちよさがくる。
…気がする。
空気がちょっと澄んでるせい?
なんかちょっと身が引き締まったような気がする。

一礼して境内に入って、
お賽銭を入れて
(ずっとお賽銭って「ご縁」にかけて
「5円玉」を入れるものだと思ってたんだけど、
それって昔は5円がけっこう高価だったから
けっこうな額を入れる意味での5円だったようで、
別に5円でなくてもいいみたいなので100円玉を入れている)

手を合わせて
「無事1週間仕事を終えられました。ありがとうござました」

また一礼して階段を降りる。

そしてまたジョギングして帰る。

これを週に1回の習慣としてはじめてみた。

とりあえずいま3ヶ月続けてみている。

いまだ坂道は最後まで走って登りきれないけど、
少しずつ距離が伸びているような、いないような、
相変わらず苦行だ。

続けてみて…

劇的に何かが変わることも、
すごいことが起きるわけでもない。
ただ、少なくとも個人的に悪いことは今年に入ってまだそれほど起きてない。
なので、この習慣は続けようと思っている。
日曜の朝のジョギングのコースを変えるだけの話でもあるし。

しかるべき場所に赴く
無事に仕事を終わらせたことの感謝を伝える

手順を踏んで「感謝」を伝える=つまり行為という形にすること
よく考えたらそんなことは普段してきてないことだった。

もともと信心深いわけでもないし、
今まで年に数回しか神社にも行かない人間だったけど、
毎週日曜日にミサに行くこととか、
定期的にお参りに行く人の気持ちが
なんとなく分かるような気がした。

「分かる」なんておこがましい気もするけど、
きちんとそういう慣習には意味があるんだな
ということに実感を通して触れた気がする。

少なくとも今年になってから、
神社は年に数回「お願い」をしに行くところじゃなくて
毎週「感謝」しに行く場所に変わった。

そういう小さな習慣のアップデートでした。



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