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コンサルティング営業のための質問力向上トレーニング ~その4~

コンサルタントとしてこれまで多くの提案書を作成し、実行から定着までの一連の支援をしてきた経験と、コーチ・チームコーチとして”質問”について深堀してきた経験を掛け合わせることで、コンサルティング営業を強化するための質問力を向上するトレーニングプログラムを開発しました。

営業だけでなく、コンサルティングの現場でも役に立つ内容です。
⇒社内で若手にも実施中

受講頂いたお客様からは、何度もリピート頂いているプログラムの一部を数回に分けてご紹介させて頂きます。

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◆優位感覚を意識してコミュニケーションする◆

ラポールを形成するために意識したい優位感覚のお話しです。

海を思い浮かべてください。というお願いをした時に皆さんはどんな海を思い浮かべるでしょうか?

ギラギラとした太陽の日差しを感じながら、暑い夏の海を思う方。
ホテルの窓際に座って、沈む夕日の海を思う方。
波の音、カモメの鳴き声、遠くでは汽笛を思う方。
様々なシーンが思い出されますね。

そうなんです。海を思い浮かべて下さい。というお願いに対し、人それぞれ全く異なる海を思うのです。
この違う海を思いながら、海について皆で語ったら一致感無いですね。

なぜ、こうも違うのか?
その要因の一つが、それぞれが異なる優位感覚です。

人には、優位感覚というのがあります。
五感の中でどの感覚での反応が強いのか、その結果物事の捉えかた、見方がその感覚によって異なります。

五感は視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚ですが、視覚・聴覚・体感覚(触覚・嗅覚・味覚を纏める)でどの感覚が優位なのかを見ていくとその特徴に違いがあります。(五感はVAKOGとも言います)




質問する相手の優位感覚を把握し、相手の理解しやすい言葉を用いてコミュニケーションをしてみると、より円滑になりますね。

ラポール形成の一つの方法として心がけてみては如何でしょうか?



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