近況&イラストでおくる スタッフおすすめ映画 vol.1
皆さま、こんにちは。
前回の投稿から1ヶ月も経ってしまいました…。すみません。
その間に39県が緊急事態宣言解除となりましたね。
営業再開が決まった他県の映画館のお知らせを耳にして嬉しい気持ちになった反面「東京はどうなるだろう?」と少し不安な気持ちも抱えつつ、当館も営業再開に向け粛々と準備を進めています。
くすんだロビーの壁も塗り塗りしました。
また5/12には当館のクラウドファンディングも無事終了いたしました。
1690人もの皆さまから総額5,858,035円のご支援を賜りました。改めて心より感謝申し上げます。ありがとうございました!!!
さて本日は、4月の終わりからtwitterとInstagramで毎日投稿している「本日のスタッフ おすすめ映画」を一週分ずつまとめて紹介していきたいと思います!
この企画は「スタッフがただただ好きな映画を紹介する」だけの企画です。
おうちでの映画選びのお供にして頂きたいという思いから始まりましたが、中にはDVD化や配信がされていない作品もあったりして「見れないじゃ〜ん」と思われている方もいらっしゃるかもしれません…。(すみません)
ですが、その方がスタッフの色も見えて面白いかな?と思い、自由に紹介させてもらっています。
また作品をイラストで紹介しているのですが、こちら「拾い画」ではありません!(笑)全て3名のスタッフが交代で描いています。ぜひイラストも楽しんでもらえれば幸いです!
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『ぼくたちのムッシュ・ラザール』
フィリップ・ファラルドー/2011年
モントリオールの小学校に赴任した先生バシールと子供達の物語。
明るい題材ではないのですが、映画の中にずっと流れている優しさが大好きです。観た当時、バシールが書いた寓話を紙に書いて持ち歩き何度も何度も読みました。(MN)
『ケス』ケン・ローチ/1969年
炭鉱町に暮らし、学校でも家でもいじめられている少年がハヤブサを育てる事に生きる喜びを見出すが…。少年の日常はなかなか過酷。弱い人々に寄り添う監督の眼差しが優しく愛おしいのです。少年の哀しくも美しい瞳が忘れられない。(NY)
『台風クラブ』相米慎二/1985年
少女達が夜の学校のプールに忍び込みBARBEE BOYS「暗闇でDANCE」を踊るファーストシーンから最高!
思春期の繊細な心をこんなにも愉快に、難解に描き出した映画はあるんでしょうか?ああ私も台風の中、踊り狂いたいです。
これは数年前、キネカ大森さんで観ました。頭から最後までスクリーンに釘付けで、今でもこのフィルム上映の音を思い出せるくらいです(笑)
そして人生のベストに入るくらい大好きな作品になりました。(MU)
『トーク・トゥ・ハー』ペドロ・アルモドバル/2002年
当時、おすぎさんがCMしてて気になって新宿テアトルタイムズスクエアに観に行ってびっくらこいた思い出があります。(AN)
『はじまりのうた』ジョン・カーニー/2013年
観た人の心を潤す音楽映画です☺︎
個人的に、主演の男女2人(グレタ、ダン)がお互いのプレイリストを2人で繋いだイヤホンで聴きながらNYの街を歩いていくシーンがキラキラワクワクしていてとっても好きです。
クライマックスを飾る「Maroon 5」のアダム・レビーン演じるデイヴの歌声が最高で、最後まで感動にひたひたでした…。
明日も頑張ろうと思える作品です。ネット配信もされているのでおすすめです!(SM)
『恐怖の報酬 オリジナル完全版』
ウィリアム・フリードキン/1977年
CGもなかった70年代。全てが本物!40年前、初めて観た時から忘れられない、 嵐のジャングルをボロボロのトラックでひた走る、ニトログリセンを積んで。
目の前には朽ち果てた車1台がやっと通れるつり橋。ちょつとでも衝撃を与えたら爆発する緊張感。 これを観たくても観れなかった。 最初は30分カット版で・・・完全版をでかいスクリーンで観れるなんて生きててよかった。
監督のフリードキン好きな友人から散々聞かされていたけど、最初から観たことないシーンばかりで違う…最後も違う。息詰まる感は最後まで続いてた~すっごく疲れる(笑)。 タンジェリン・ドリームの曲もかかる所が違った。いろいろ新発見がある完全版でした。
明るい作品ではないけど、ハラハラドキドキを観たくなった、これ。 今となっては初公開版(カット版)がもう一度観たい。もう観れなくなってしまった。 サントラも40周年版なる新録音が出ていた!! フリードキンの大傑作!(HI)
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
スティーヴン・ダルドリー/2011年
9.11で父親を亡くした少年オリバーの成長の物語です。
高校生の時、特に映画が好きなわけでもなく毎年劇場版コナンを観ていたような私が夏休みに出会った本作。
始まった瞬間から引き込まれました。少し困り顔で全然泣かないオリバーが作り出す物にワクワクして、自分のことを淡々と説明する一方で、言葉にされない彼の気持ちが伝わってくるんです。初めて、映画と繋がったという感覚がありました。映画って深いなぁ、面白いなぁとなったきっかけの作品です。(NK)
いかがでしたか?
二週目も近日公開いたします!お楽しみに〜〜〜
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