滝崎はじめ

小説と漫画が好きです。よろしくお願いします。

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【マーダーミステリー】マーダーミステリー製作における60点以上を作る為の40項目

※この記事は個人的に目指している内容です。万人が目指す必要はないです。 現在、新しいマーダーミステリーを製作しているのですが、初めて作った鉄紺の証言において色々あった反省点を払拭しようと試みています。そんな中、これは意識して作った方が良いと思うことを並べていくと、ちょうど40項目上がりました。この内容は他の製作者にとっても参考になるかもしれないと思い、記事にまとめることにしました。 最上段にも書いていますが、偉そうに創作論を語ることが出来る身分ではない為、全て個人的な意見

    • 【読書感想】いつか憧れたキャラクターは現在使われておりません。(詠井 晴佳)/体育館の殺人(青崎 有吾)

      わざわざ書くまでも無いけど前提の話を書いておきます。 この感想文は、私滝崎が読んだごく個人的な感想をまとめたものです。感想文は思ったこと、良いこと悪いことだいたい全部書いてしまいます。 なので、ほとんどの作品は何かしら気になる部分とか残念に思ったことを書くことになります。もし自分の好きな作品が僕に酷評されてたとしても、「ほぼ全部の作品にケチつけてるやんけ」程度に思って、深く気に留めないでもらえると幸いです。 いつか憧れたキャラクターは現在使われておりません。 詠井 晴佳 (

      • 【読書感想】勇者症候群(彩月 レイ)/詐欺シスター(彩月 レイ)

        読んだのは結構前だけど色々忙しくて感想書くのが遅くなった。 勇者症候群 彩月 レイ (著), りいちゅ (イラスト), 劇団イヌカレー(泥犬) (クリーチャーデザイン) 自分を異世界転生した勇者だと思い込んでいる化け物と戦う少年少女の話。設定はかなり秀逸で、異世界転生小説が飽和する現代でようやく到達した臨界点的な作品。 本作の中心的存在である勇者は、野原ひろしの言ってないセリフとして有名な『正義の反対は「また別の正義」』をすごく感じさせるものがあった。主人公たちが所属する

        • 【MTG】チェビルミッドレンジと『カルロフ邸殺人事件』

          カルロフ邸殺人事件の評価をする前にサンダージャンクションのプレビューが始まってしまった。 ※この記事はパイオニア環境で作成している接死を軸にした黒緑タッチ赤の中速デッキの視点から新セットを評価するものです。 評価基準 苦々しい勝利:0点 「このターンにダメージを受けたクリーチャー」という最初の能力がまったく無駄になってしまう。こちらからダメージを与える手段はクリーチャーと交戦するしかなく、またクリーチャーもほぼすべて接死の為死んでしまうから。それに解明条件も達成は相当

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        【マーダーミステリー】マーダーミステリー製作における60点以上を作る為の40項目

          【小説】これまでの公募のまとめ

          今年の電撃大賞に向けて自分の応募作品を振り返ってみて次に活かしたいという意図のまとめです。 スケープゴートブレイクアウト(3次選考落選) 2017年第24回電撃大賞に応募した話。これまで小説をまともに書き上げたこともなかったが、突然氷菓のアニメを一気見して「こんな話を自分でも書いてみたいな」と思い立ったのがきっかけ。直近の締め切りを調べたところ約2か月後に電撃の締め切りがあるじゃないと気づき見切り発車で書き始めた。氷菓がきっかけなので出来上がった話もかなり氷菓に似てたし読

          【小説】これまでの公募のまとめ

          【MTG】チェビルミッドレンジと『イクサラン 失われし洞窟』『2023年12月4日 禁止制限告知』

          イクサラン失われし洞窟が発売して結構時間が経ってしまった上に禁止制限告知などもあり環境が大きく変わってしまった。 とはいえその大きく変わった部分に対して記事をスキップするのもよろしくないので忘れないうちに書き留めておきたい。 評価基準 苦々しい勝利:1点 チェビルデッキは2マナ兼除去として、突然の衰微や暗殺者の戦利品が中心カードとなるが、デッキ全体の色拘束が高い為、場合によってはそれらの候補を押しのけて入る余地があるかもしれない。追加コストが必要とはいえ状況に応じて支払

          【MTG】チェビルミッドレンジと『イクサラン 失われし洞窟』『2023年12月4日 禁止制限告知』

          最近遊んだマーダーミステリーゲームの感想【2023年12月29日】

          12月上旬に遊んだオフラインパッケージ1作品と、今日やったオンライン1作品。 ミッシングファイター 消えた戦闘機の行方 • 版元:グループSNE・cosaic • 形式:パッケージ • プレイ人数:4人(GMレス) • プレイ時間:90分 • 発売日:2023年12月15日 • 参考価格:2,420円 • 個人的評価:3 • プレイキャラ:アルファ • 参考 グループSNEさんのMurder Mystery Miniシリーズの新作。第2回新作マーダーミステリー大賞の佳作

          最近遊んだマーダーミステリーゲームの感想【2023年12月29日】

          最近遊んだマーダーミステリーゲームの感想【2023年11月4日】

          遊んでから半月も経ってしまった。 基本的にネタバレには配慮しています。 今回は一部の評価が渋めなので少し前置きをしておくと、この記事は一般プレイヤーの自分が友人たちと身内で遊んだマーダーミステリーゲームについて、1点~5点での五段階評価を行いつつ感想をまとめたものになります。評価の基準は下記に書いていますが、個人的に重視しているのは全体的なバランスと納得感です。 もしあなたの好きな作品が僕に酷評されていたとしても、あくまで個人的な評価なのと、一般人の感想なのでそういうこともあ

          最近遊んだマーダーミステリーゲームの感想【2023年11月4日】

          最近遊んだマーダーミステリーゲームの感想【2023年10月29日】

          10月末に遊んだパッケージマーダーミステリーゲームの感想。 基本的にネタバレには配慮しています。 個人的評価基準 八月のタイムマシン • 版元:グループSNE・KADOKAWA • 形式:オフラインパッケージ作品 • プレイ人数:6~7人(GMレス) • プレイ時間:180分 • 発売日:2023年1月31日 • 参考価格:3,850円 • 個人的評価:5 • プレイキャラ:辻 黄之介 • 参考 グループSNEさんから出ているパッケージ作品だが、MYSTERY PAR

          最近遊んだマーダーミステリーゲームの感想【2023年10月29日】

          最近遊んだマーダーミステリーゲームの感想【2023年9月3日】

          マーダーミステリーゲームをよく遊んでいますが、遊んだその時は楽しくてもあとから思い返すと「あれってどういう話だっけ?」「どういうシステムで誰が犯人だっけ?」ってなるパターンもあって意外と忘れてしまうこともあると気づいたのでなるべく感想を書き留めていこうと思います。 なお、プレイするマーダーミステリーゲームは9割型オフライン用のパッケージ作品です。 個人的評価基準 5点:ストーリー、キャラクター、システムなど要素それぞれの完成度が高く、作品としての強い特色やオリジナリティが

          最近遊んだマーダーミステリーゲームの感想【2023年9月3日】

          【MTG】チェビルミッドレンジと『エルドレインの森/WOE』

          スポイラーを眺めている感じだと、チェビルミッドレンジよりもスタンダードで組んでいるデッキの方が使いたいカードが多いように感じたが、変わらずチェビルミッドレンジの視点での記事とする。 【MTG】チェビルミッドレンジと『ファイレクシア:完全なる統一』 https://note.com/shimonkin/n/n82bd751f3f42 【MTG】チェビルミッドレンジと『機械兵団の進軍』『機械兵団の進軍:決戦の後に』 https://note.com/shimonkin/n/n

          【MTG】チェビルミッドレンジと『エルドレインの森/WOE』

          【読書感想】アマルガム・ハウンド3(駒居 未鳥)/世界でいちばん透きとおった物語(杉井 光)

          アマルガム・ハウンド3 捜査局刑事部特捜班 駒居 未鳥/著 https://kakuyomu.jp/works/16817330652461867171 出版が叶わなかった代わりに、カクヨムでの連載となった第3部です。 まず、本シリーズの世界の続きをまだ楽しみたかったのでそれが形になったのはうれしく思います。 一章はある王城の従業員が相次いで失踪する事件。 失踪した従業員がどんな理由でいなくなったのかと、彼らの人となりについてじっくり捜査を進めていく展開は臨場感があって

          【読書感想】アマルガム・ハウンド3(駒居 未鳥)/世界でいちばん透きとおった物語(杉井 光)

          【マーダーミステリー】第2回 新作マーダーミステリー大賞の結果について思うこと

          第2回新作マーダーミステリー大賞の結果がマダミスフェス2023の中で発表、配信されました。このコンテストに作品を投稿した一応募者として思うことをまとめます。 結果のおさらい まず結果を振り返りますが、以下のウェブサイトに発表されており、大賞作品は両部門ともになし、奨励賞とミステリアス・トレジャー賞でGMなし部門からそれぞれ1作品ずつとなっています。 結果の理由 選考結果の理由について要約すると以下の通りとなります。 大賞(両部門ともに該当作無し) ストーリーとしては良

          【マーダーミステリー】第2回 新作マーダーミステリー大賞の結果について思うこと

          【ポケカ】池袋のお店、ジムバトル情報

          自分用のまとめです。2023年7月現在の情報。 個人的評価は本当に個人の感想です。 1 トレカ侍池袋店 お店のツイッター 営業時間:平日12-20時、土日祝11-20時 ジムバトル:なし 個人的評価 値段★3・品揃え★3・広さ★1・雰囲気★1・接客★3 びっくりするほど狭い、というかもはや息苦しさを感じた。値段は平均的だが、妙に安かったり妙に高かったりするものがあるので全体的には普通くらい。プレミア価格ではあるが絶版ボックスが置いてある。 2 福福トレカ池袋店 お店の

          【ポケカ】池袋のお店、ジムバトル情報

          【MTG】チェビルミッドレンジと『機械兵団の進軍』『機械兵団の進軍:決戦の後に』

          それぞれ発売してからしばらく時間が経ってしまった。本当はもっと早く記事を書くべきだったが、今回はあまり強化されそうなパーツが無かったため億劫になってしまった。 前回記事 https://note.com/shimonkin/n/n82bd751f3f42 評価基準 5点 チェビルミッドレンジの筆頭であり、これが入っていないデッキはチェビルミッドレンジではない 例:頭巾様の荒廃牙、牙持ち、フィン 4点 単体の性能が高く、チェビルミッドレンジに拘らなくても採用されるレベル

          【MTG】チェビルミッドレンジと『機械兵団の進軍』『機械兵団の進軍:決戦の後に』

          【マーダーミステリー】トリックの流用はどこまで許されるか

          最近マーダーミステリーゲームを製作している中で、自作のある部分が気になってしまい製作が難航する事象が発生しました。 それは、「ある採用したいトリックが、別のある有名推理小説のトリックと内容が酷似している」ということでした。 ミステリーのトリックに著作権は無いのでそのトリックを使ったとしても表面上は問題にならなそうですが、その有名推理小説を読んだことがある人であればほぼ間違いなく「あの作品のトリックだ」と分かってしまうレベルです。パクりだと糾弾されても全く言い訳出来ないレベル

          【マーダーミステリー】トリックの流用はどこまで許されるか