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【会社】ガチャに大敗した男の末路。

こんにちは。Shimonです。

大学を卒業後、上京し適当に応募した会社の面接で内定を頂き、即就活を辞めたそんな男の末路です。

予想通り、世の中そんなに甘くない。


■某大手ECサイト店舗(電話営業)

「7割合格です。」
面接時に言われた謎の7割合格宣言。Webデザイナーとして応募したのに入社したら入金催促のテレアポ業務だった。休憩時間に関わらず私語禁止。軍隊を通り越して宗教っぽい社風で精神が崩壊したため試用期間の3か月で退社。

■塾講師、レンタカー店(アルバイト)

「東京の会社って怖いよ。」
上京して数か月、前社の経験から会社に就職するのが怖すぎて1年間バイトで生計を立てる。

■イベント業界(企画、運営)

「さすがにそろそろ就職するか・・・」
小さい会社だったため未経験でも仕事量がえげつなく、繁忙期には家に帰れる日が週2日。残業代はなく手取り15万。仕事自体は楽しかったが冷静に考えてこの生活を続けられないと思い1年で退社。

■IT業界(OA事務)

「とにかくお金を稼げる仕事を・・・」
有名ベンチャー企業に派遣社員として勤務。最高月収50万。正し残業が月115時間あったことも。オフィスワークが性に合っていたのか満期の3年まで勤務。満期寸前で運悪く派遣切りが始まり、直接雇用が見送りになる。

■プログラマー育成学校へ通う

「こうなったら手に職だ!」
よくある就職斡旋会社がやっているプログラミングスクールへ通う。
あっさり2か月で就職が決まる。

■IT業界(プログラマー)

「うちの会社は頑張りすぎず、やれることをしっかりやる会社だ。」
社長の言葉に惹かれて入社。同年代の同僚が多く、環境も最高。給料は少めだが残業もない。上司のサポートもしっかりしており言うことなし。おまけに入社1か月でコロナのためフルリモート勤務。やっと報われたと安堵出来たのはたった1年。なんと今度は社長が末期癌で引退。義理息子が社長になり、社風は激変。フルリモートも終了。1年は耐えたが社員の半分近くが退社。オワタ。

■IT業界(プログラマー)

「もう正社員は辞めよう。」
あの頃の栄光を思い出し、再び派遣会社で仕事を決める。最初の半年までは良かった。チームリーダー不在。主任がイエスマンすぎてエンドレス改修に嫌気がさし、頼れるパートナー会社の猛者が脱退。猛者の業務を丸投げされて対応しきれず主任からパワハラを受ける。深夜2時まで残業させられ、最終的には昼休みがなくなる。高給だから我慢していたが、何のために働いているか分からなくなり1年で退社。

■会社ガチャ大敗の末路

「もう働きたくない。」
正社員とか派遣社員とか関係なく、もう働くことが無理になってしまいました。つまり、「社会不適合者」となってしまった訳です。
勿論、会社ガチャに失敗していることは承知しています。
ただ、働くことでやりがいを感じたことは一度もありませんでした。
楽しかったり、大変なことを乗り越えた達成感はありました。
ただ、私にとって労働=お金を稼ぐツールでしかありませんでした。
そのため、情熱や向上心が生まれることがなく、我慢してまで同じ環境に留まることが出来ませんでした。

「お金稼ぐという考えを一旦辞めないか?」
とは言ってもお金が無ければ家賃は払えない。東京の部屋を捨て、田舎の実家に戻ることにしました。失業保険があるうちは思いっきりニート生活を満喫してみることにしたのです。

「そろそろ何か始めたら?」
さすがに3カ月「アニメ、ゲーム、配信」を堪能していたら釘をさされました。ありがたいことにうちの親は働いたら?とは言わないのです。

今は個人でも好きなことをとことんやれてお金もついてくるとても優しい世界のはずなのに、やりたいことが一向に見つからない。
それが何とも歯痒い。

一体自分には何が出来るのか?本当にやりたいことは何なのか?

中学生の頃、高校生になったら何かしら見つかると思っていたが見つからず、海外行ったらさすがに見つかるかと思ったが見つからず。ほな、やってみたら見つかるかと思って転職しまくったけど見つからず。

一生見つからない無くし物みたいです。

今までは探し方が間違っていたからこれからはちょっと期待できそうな気がしています。


そんな期待を胸に本日は推しの生誕祭🌸

生まれてきてくれてありがとう。


(果たして無くし物が見つかる日は来るのか・・・?)

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