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リモートワークという働き側の選択肢

緊急事態宣言も解除され、久々に会社に出社した、という人も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、緊急事態宣言中はリモートワークを行い、昨日久々に会社に出社しました。

会社では、設立当初よりリモートワーク(テレワーク)という働き方を積極的に取り入れていましたが、私は出社を選択していたため、ここまで長期間のリモートワークは初めてだった気がします。

そんなリモートワーク、働き側として、そしてマネージャーとして感じた事です。

以前にもリモートワーク(テレワーク)についての記事を書いたので、よければ合わせてご覧ください。

感じたメリット・デメリット

今回のリモートワークで、働く側として感じたメリット・デメリット。

◎メリット
・働く場所を選ばない
◎デメリット
・相手の状況が読みづらい、進捗がわからない
・無駄な作業が多くなる
・スイッチのオンオフが難しい

そう、私の場合はデメリットのほうが多かったのです。
ネットで良く見るメリットとしては以下が代表的なものでしょうか。

・時間を効率よく使える
・作業に集中できる
・(女性の場合)化粧をしなくていい

ただこれらは、私はメリットと感じられませんでした。


・時間を効率よく使える
⇨通勤時間が短縮できるとの意味だと思いますが、私は通勤時間でニュースや読書の時間に充てているので、これを短縮できるからといって大きなメリットとは思えませんでした。(結局家で同じ時間ニュースを読むので一緒)

・作業に集中できる
⇨逆にコミュニケーションが取り辛くなるため、各所に無駄な確認作業が発生し作業に集中することも難しく、非効率さを多く感じました。

・(女性の場合)化粧をしなくていい
⇨結局オンラインの打ち合わせ・社内で質問する際ビデオミーティングを行うので、結局化粧はしないといけません。

トータルでみると、やはら働く側の私としては、デメリットのほうが大きく感じます。
ただ、企業側(経営側)としては「働く場所を選ばない」は大きなメリットです。

実際に現在リモートワークメインで働いてくれている人が社内に2名いますが、1名は出産・育児のためフルタイムで働けず、当時勤めていた会社は退職せざるを得なかったそう。なので現在は時短&スポット対応のリモートワークで働いてくれています。
その方は非常に能力が高く、会社のバックオフィス部分を支えてくれているため、このような人材に出会えるのは、やはりリモートワークという選択を取り入れるメリットは大きいと感じます。

フルリモートという選択肢

ただ、そのような理由以外でリモートワークという選択肢を取る方も最近はとても多くなったと感じます。

現在私は採用も担当していますが、勤務条件として「リモートワーク可」としているかどうかで応募数が大きく変わります。
実際に面談をする中でも遠方ではないのに「フルリモートで働きたい」というフレーズを何回も耳にしました。
(理由としては、通勤時間の無駄、という理由が多かったです)

やはり、これからは”リモートワーク”という働き方の選択肢が当たり前になってくるのだと感じます。

一番大切なのは?

私がリモートワークで働いてみて、今まで以上に会社との信頼をしっかりと積み上げる、というのが一番強く感じた所でした。

今までとは異なる新しい選択肢を取るからには”今までと同じ働き方”という訳にはいかないはずです。

お互いの状況が見えていないからこそ、必要以上にコミュニケーションを取らないといけません。
信頼して仕事を任せてもらえるよう、スキルや技術を磨き上げるために、時には仕事外でも努力が必要です。

あれ…。上記で上げているリモートワークのメリットと矛盾すると思いませんか?
現在はまだ、リモートワークという働き方の名称だけ先行し、実際に働く人がついてこれていないな。と感じた所です。


なぜフルリモートという選択をするのか、目的と目標をしっかり持つことが大切なのだと感じました。


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