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佐々木知幸×下北線路街園藝部by本屋B&B 「本屋のまわりの草木を知る BONUS TRACK周辺のみちくさ案内 2021初夏」レポート

日時:2021年5月15日(土)
場所:BONUS TRACK周辺 / オンライン

佐々木知幸さんによるオンラインみちくさ案内、5月15日(土)に無事配信いたしました。元々は翌週に予定されていた「園藝市」のプレイベントとして企画したのですが、残念ながら園藝市は緊急事態宣言の延長により延期となりました。単独の開催となりましたが、ステイホームの週末に眩しい緑を、オンラインでたっぷりとお届けできたかと思います。
佐々木知幸さんは、本屋B&Bと下北線路街園藝部のコラボ企画には昨夏に続き2度目のご登場です。
今回はエリアを広げ、世田谷代田駅をスタートし下北線路街の旅館由縁別邸~土管の広場前~仁滋保幼園を経てボーナストラックまでの植物たちを解説していただきました。下北線路街は世田谷代田~下北沢~東北沢の地下化した小田急線上部の再開発で、線路だったところにたくさんの植物が植えられています。この日に廻った箇所は昨年の春~今年の初めにかけてオープンしました。お散歩ついでに四季を通じてさまざまな緑に出会えます。
五感と薀蓄欲を満たしてくれる、植物の魅力の数々をご紹介いただきましたが、その様子を詳しくレポートします。

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【出演者プロフィール】
佐々木知幸(ささきともゆき)/みちくさ部長
1980年埼玉県生まれ千葉県育ち。千葉大学園芸学部卒。幼い頃から野草に親しみ、大学では植物生態学を専攻。植物同士の繋がりを専門とする。北鎌倉たからの庭で小さな観察会「みちくさ部」を主宰。各地で観察会を行う。専門性を活かして、野草や雑草を生かした庭づくりも手がける。著書『散歩で出会うみちくさ入門』(文一総合出版)

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小田急線の線路があったところにいろいろな施設ができて、世田谷代田駅からそぞろ歩けるようになった下北線路街。『じゅん散歩』(佐々木さんご出演経験あり)のように駅から朝10時半にスタートしました。

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ここからは佐々木さんにお話しいただいた内容をお伝えしていきます。さっそく駅の前のシンボルツリーから観察しました。かわいいハート型の葉っぱのこの木はカツラ(桂)で、山奥の渓流沿いに生える木です。落ち葉が敷き詰められた状態の上を歩くと、砂糖醬油のような甘い香りがするそう。世田谷代田駅の秋が楽しみですね。

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モミジの木に実がなっています。プロペラのような羽根がついていて、このまま飛んでいきそうですが、実際は二つに分かれてくるくると、風に乗って遠くに飛ばされます。モミジの仲間は1冊本ができるほど種類がたくさんありますが、この、葉を触るとすべすべしていて気持ちの良いモミジは「オオモミジ」です。

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比較として別の種類のもみじを支障のない場所から一枝もらってきましたが(右下の丸の中)、こちらはヤマモミジかなぁという感じです。もう一種類イロハモミジというそっくりなものもありまして、自然状態では日本海側にヤマモミジ、太平洋側にイロハモミジとなっています。お庭の世界では両方植えたりするので交雑していっています。オオモミジとヤマモミジでは葉の縁のギザギザに違いがあります。オオモミジの葉は普通のギザギザ、ヤマモミジの葉は大きいギザと小さいギザが重なり合っています。前者を単鋸歯(たんきょし)、後者を重鋸歯(じゅうきょし)と言います。

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「雑草」だとされて抜かれてしまうかもしれないけれど、かわいいお花にも目を向けます。ユウゲショウというアカバナ科の月見草の仲間です。ツキミソウは最近ほとんど栽培されていなくて、街中で良く生えているのはメマツヨイグサやコマツヨイグサなどです。ユウゲショウは名前に「夕」とつきますが、朝から咲いています。花びらに繊細な模様が入っているのもきれいです。花が終わった後も面白くて、雨の時に実が開いて、雨の力でタネを飛ばすという特徴があります。

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世田谷代田駅の新しくできた東口に来ました。ここにもいろいろな植物が植えられています。手前は何の変哲もないシダですが、ベニシダと言って、このように春は赤い新芽がきれいです。

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今は常緑樹の新緑が魅力的な時期です。右はシロダモというクスノキの仲間です。金色のような毛が生えた新芽です。新芽はまだ柔らかくて弱く、乾燥や紫外線から防御する必要があるので、毛を生やすという作戦です。左のウラジロガシというカシの仲間は、こちらも少しは新芽に毛が生えていますが、どちらかというと赤い色素で紫外線の影響を緩和するのが特徴です。紫外線を浴びることで活性酸素が発生し体にダメージを受けるのは私たち動物も植物も同じです。

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こちらのツバキは葉に白い模様が入っています。これを斑(ふ)入りといいます。植物は野生の状態でも白や黄色の模様が入ることがあり、それを人間が選んできて栽培品種として鑑賞することがあります。斑入りには遺伝性のものとウィルス性のものがあり、このツバキの場合はウィルス性です。斑入りのツバキにハサミを入れたとき、そのハサミで他のツバキを切るとウィルスが遷ってしまう場合がありますので、ハサミを拭くか使い分ける必要があります。

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ここは由縁別邸という温泉旅館です。ラグジュアリー感のあるお宿になっています。温泉は箱根から運んでいるそうです。それもあってこの周りは日本庭園のように植物が植えられています。

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由縁別邸の別館につくられた竹垣が素敵です。黒竹の穂を集めて作っているので「黒穂垣」というそうです。痛んだら交換する手間がかかるので最近は敬遠されがちですが、良い景色をつくろうという意気込みを感じますね。

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飲食店、合心酉庵の前に植えられているのはクロマツです。触って痛いとクロマツ、痛くないとアカマツという判別の仕方もあります。

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立派な桜の木はヤマザクラです。東京都に野生で生えている桜というと、ヤマザクラかカスミザクラですので、この土地らしい桜が植えられたと言えます。今、サクランボがついています。赤いのは未熟で黒いのが完熟です。食べると渋いですし、たくさん食べるとお腹を壊す恐れがあります。なぜヤマザクラとわかったかというと、まず葉の柄の部分に毛が全くないというのが第一のポイントです。ソメイヨシノなら、お母さんがエドヒガンという毛がある種類なので、毛が生えています。次にオオシマザクラも毛がないですが、鋸歯が違って、オオシマザクラの葉には細長く伸びた「芒(のぎ)」という部分があります。毛がなくて芒がないのがヤマザクラと判断した決め手です。日本にはいろいろな桜があるので、ソメイヨシノばかりでなくて、いろいろな桜を植えてほしいです。(園藝部注:上の写真の左下に、3月末の開花の様子を入れました。)

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左右にいろいろな植物が植えられていて、観察するだけで楽しい通りですね。

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仁慈保幼園の前にはセイヨウニワトコが植えられています。英語ではエルダーフラワーといって、花を煮詰めたコーディアルというシロップをつくり、水で割ってドリンクにします。ハリーポッターの魔法の杖はこの木です。黒い実がつきますが、日本のニワトコは赤い実がつきます。

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この面白い柳はウンリュウヤナギ(雲竜柳)といいます。枝も葉もうねうねとスパイラル状です。自然状態でもこうした雲竜型になるものがあり、自然界では奇形なのですが、人間は面白いと言って栽培しています。

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おしゃれな寄せ植えの花壇です。一番目立っている白い花は、マメ科のロータス・ヒルスツス ‘ブリムストーン’、長いのでロータス・ブリムストーンと呼ばれることが多いです。葉もふわふわと毛が生えて柔らかい雰囲気で、花の無い時も楽しめます。地中海原産で、乾燥した場所に適応して水分が逃げないように毛を生やしています。
左もオーストラリアの乾燥した地域の原産で、グレビレアという植物です。赤い花が多く、紫は珍しいです。日本語の名前はハゴロモノキというだけあって、葉が羽根のような形です。蜜が出ているので舐めてみます。美味しいですが、蜜は毒があるものもあるので気をつける必要があります。とくにレンゲツツジの蜜はお腹を壊します。
ヤツデのような不思議な植物は、ヤツデ(ウコギ科ヤツデ属)とアイビー(ヘデラ)(ウコギ科キヅタ属)の属間雑種、ファツヘデラです。属レベルで違う植物が交雑するのは非常に珍しいことです。やってみたら、ヤツデよりかわいらしく、キヅタの仲間らしくくねくねっとした姿のものができたので、栽培されるようになりました。まだあまり出回っていません。

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いよいよボーナストラックにやってきました。緑豊かな中にいろいろなお店があって、外のテーブルでゆったり過ごすことができます。

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モミジに近いようなひらひらっとした姿のこの木は、アオダモの仲間です。今ちょうど赤紫色の細長い実がついています。バットの材料として有名で、メーカーは植樹をしたりするようです。雰囲気が良いので最近人気が高いです。種類がとても多くて見分けづらいので、図鑑が頼りになります。『山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花』はかなり詳しく載っています。ハンディ図鑑と名がついている割には持ち歩くには重すぎますが、大きい本格的な図鑑ほどには場所を取らないのでお勧めです。アオダモの比較表もついていて、冬芽で見分けられます。この木の芽は細かい粉状毛(ふんじょうもう)で覆われているので、マルバアオダモだと思われます。時間の都合で触れられませんでしたが、駅の近くにアラゲアオダモも植えられていました。(園藝部注:ボーナストラックで1月に撮影したアオダモの冬芽の写真を左下に入れました。)

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下で咲いているきれいなお花はオルレアまたはオルラヤと呼ばれている一年草です。小さいお花が集合していています。チューリップなどは一輪で目立つソロ歌手、こちらは集団のAKBやエグザイルのようなグループ歌手の感じです。よく見ると内側は目立たず、外側はひらひらとした花弁で目立つという役割分担がなされています。オルレアは素敵な花ですが、要注意なところがあって、タネがたくさん落ちて猛烈に増え、実が引っ付き虫になっているので野生化する危険性があります。花が終わったら切ってしまう方がいいでしょう。

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こちらの建物の2階に今日の講座を園藝部と共催している本屋B&Bがあります。本のセレクトに愛があるので、ぶらっと訪れても楽しいです。

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B&Bの前の地面で咲いているのはプロペラのようなねじれの入ったかわいいお花で、テイカカズラと言います。キョウチクトウ科のつる植物で、壁に這わせたりしますが、こうして地面に這わせることもあります。じつは毒があって、ちぎると白い液が出るので、それが着いたりしないように注意してください。テイカとは藤原定家のことです。平安時代末期~鎌倉時代初期の歌人で、『新古今和歌集』を編纂した名編集者でもありますから、本屋さんの前に植えられるのにふさわしい植物ですね。現代に自分で書いて編集者もやってという人はいますかね。いとうせいこうさんのようなマルチな才能ですかね。なぜ定家の名がついているかというと、式子内親王(しょくしないしんのう)に恋した定家の執心が死後にテイカカズラに生まれ変わって、彼女の墓に絡みついたという伝説からです。プロペラ状のお花の後の変化が面白くて、ササゲやインゲンのような細長いさやができて、そこから綿毛のついたタネが出てくるというドラマチックな変身をします。(園藝部注:左上にさやと綿毛のついたタネの写真を入れました。)

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こちらのフェンスに絡みついているのは植えたものではないですね。ヒルガオです。アサガオ、ヒルガオとあって、ユウガオ、ヨルガオというのもあります。ヒルガオにはあまりタネができません。タネが無くてどうやって増えるかというと、うどんのような根っこが張っていて、ちぎれた根からまた芽が伸びて増えます。耕すと余計増えるのです。葉っぱは盾のような形をしています。ガンダムなど、ロボットアニメのロボットが持っている盾のような形です。ヒルガオの葉にはいくつかの形があり、するっとした形のものは「ヒルガオ」、横に張り出しているのは「アイノコヒルガオ」、さらに横に飛び出た形のものは「コヒルガオ」です。アイノコヒルガオはヒルガオとコヒルガオのアイノコです。この場所にはヒルガオとアイノコヒルガオが生えていました。アサガオとちょっと違うのはヒルガオの萼(がく)の部分が苞(ほう)に包まれているところです。

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そして初夏らしいお花と言えば、ヤマボウシですね。常緑のヤマボウシの前も通り過ぎましたが、同じようなお花が咲きます。こちらは落葉樹のヤマボウシです。この4枚の白い花びらに見える部分に囲まれた全体が1つの花だと思いがちですが、じつは中央の粒々したもの1個1個がお花なのです。オルレアと同様に、これも集合体の花です。複数の花が集合したものを花序(かじょ)と言います。丸く固まっていない場合もそう呼びます。花序を英語で言うとカローラです。白い部分は葉っぱが変化したもので、苞(ほう)と言います。ハナミズキも同様です。ハナミズキはいろいろな向きに咲きますが、ヤマボウシは真上に向いて咲きます。ヤマボウシの「ボウシ」は「帽子」ではなくて「法師」、お坊さんのことです。丸い花の部分がお坊さんの頭で、周りの白いのを袈裟に見立てたのだろうと言われています。

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低木のピンクの花はシモツケです。シモツケ(下野)とは栃木県の古い名称ですが、実際には全国的に分布しています。ユキヤナギやコデマリといった春のお花の親戚で、この植え込みにはどれも植えられていて、早春から順に楽しめます。小さいお花の1つ1つはあたかもサクラやウメやモモのようです。とても刈込みに強くて丈夫です。

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この木はマメザクラという桜で、まだまだあまり植えられていない種類です。名前がマメザクラというだけあって、先ほど見たヤマザクラと比べるとだいぶ葉が小さいです。別名フジザクラとも言いまして、富士山の周りに比較的多く自生しています。お花は下を向いて咲くのが特徴です。派手ではないですが、野趣のある良い桜です。少し暑さに弱いところがあって、この木はいったん枯れそうになったのを、園藝部で樹勢回復の治療をして、復活してきたところです。よく「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」と言いますが、誤解を招く言葉です。ウメはもちろん枝が古くなると花が咲きにくくなるということがあり、サクラは切ったところから腐れやすいという面はあります。でもサクラは寿命が比較的短いので、適切に剪定しないと木がどんどん老いていってしまうということがあります。いい時期にちゃんと切ってあげると木が若返って、むしろ長生きします。(園藝部注:元気がなくなって上の方が枯れてしまっていた時の写真を左上に、3月に咲いた花の写真を左下に入れました。)

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この木はツリバナと言います。派手ではないですが、梅のような整った形の花がついています。この後、釣り下がるように実がなって、ぱかっと開くと赤いタネが出てきます。雑木林の庭では人気がある樹種で、釣りをしているかのように、柄の部分が長いのがポイントです。

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大きな葉っぱが目立っているこの木はハクウンボクと言ってエゴノキの仲間です。お花がついこの間まで咲いていました。この穂の部分に白いお花がずらっと咲くので、まるで白い雲がたなびくようだということで、「白雲木」という名前がついています。いろいろと面白いところのある木です。まず葉は、大きい葉が1枚あって、その両脇に小さい葉が2枚お供のようについてきます。薬師如来と日光・月光菩薩のような感じです。センターがいて両脇、3人グループの歌手のような。さらに葉のつけ根を見ていただくと、妙な膨らみ方をしているのをお分かりいただけますでしょうか。じつは葉っぱの柄の中に、次の年の芽が隠れているのです。秋になって葉っぱが取れると、中から冬芽がこんにちはと出てきます。これを葉柄内芽(ようへいないが)と言い、プラタナスの仲間やウリノキにもこういう特徴があります。葉がついている間は芽を保護しようという作戦なのだろうと思います。また、なぜか枝の皮が少しずつ剥がれる特徴があります。いろいろな剥がれ方をするので模様ができて、これを使って貼り絵をしたら面白いかもしれません。

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これからの季節に楽しめるお花をご紹介しましょう。ヤマアジサイです。普通のアジサイに比べて少しサイズが小さいです。野生で生える場所も全然違います。ヤマアジサイは山の中で生えています。普通のアジサイの原種はガクアジサイで、基本的には海辺に生えるものです。しかも、伊豆半島、伊豆七島、房総、三浦、足摺岬、南硫黄島という非常に限られた地域にだけ分布しています。普通のアジサイは海辺出身なので葉っぱがテカテカしています。ガクアジサイやヤマアジサイの花は、先ほどオルレアでお話したように外側がひらひらっとしていて、真ん中は地味なお花です。これはまだ咲いておらず蕾です。真ん中のお花を目立たせるために、周りのひらひらとしたお花を使っています。外側のお花を「装飾花」と言い、真ん中の地味な方を「普通花」と言います。ひらひらとしているのは萼(がく)です。花というのはそもそも葉が進化したものですが、種類によってどこを目立たせるかが違います。おしべが目立っていて花弁は全然ないよという花もあります。ネムノキなんかがそうですね(園藝部注:ネムノキはボーナストラックにもあります)。アジサイの場合は萼が目立っています。全部が装飾花になったものが、いわゆる普通のアジサイとしてイメージするものです。じつはヤマアジサイにも「てまり咲き」という、全部が装飾花に変化したものがあります。アジサイも奥が深いです。

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つぼみが膨らんできているこの木はヒメシャラです。ツバキの仲間で落葉性です。白くて小さいツバキのようなお花が咲きます。幹に赤みがあって、森の中に野生で生えているものは、銅を磨き上げたような赤い肌をしています。この木は日焼けしていてわかりづらいです。ナツツバキを別名「シャラノキ」と言い、小さいナツツバキということでヒメシャラという名前がついています。関東近辺では箱根と伊豆にたくさん生えています。降水量の多いブナの森に混じるのですが、ブナは基本的に水分が大好きで、輪をかけて水分が好きなのがヒメシャラです。ですからあまり日当たりの強いところに植えると調子が悪くなります。「天城越え」の天城峠のあたりにたくさん太い木がありますが、霧が多くて雨もたくさん降るところです。なるべく湿気の多いところに植えると、きれいなお花も木肌も見せてくれると思います。

Q&Aとご感想

ご感想:ユウゲショウやテイカカズラなど最近よく見るお花の名前を知ることができてうれしいです。

Q. カツラの落ち葉は甘い匂いというのがとても気になりました。東京近辺でカツラの木がたくさんあるところはありますか?
A. 霞が関にちらほらあります。井の頭公園に立派な木があったはずです。植物園などによくあるので、チェックしてみていただければと思います。

ご感想:さまざまな植物について教えていただき、これからは景色が違って見えると思い、楽しみです。季節ごとに開催してくださると、うれしく存じます。

Q. 以前からの樹木や、近隣の方から譲られた樹木もあるのでしょうか?
A.ここは線路だった場所なので以前から生えていた樹木はなくて、新たに建物がたって木を植えた状態です。以前訪れたある団地には、共有スペースに要らなくなった植木を持ち込んで、欲しい人がもらうというシステムがあって、いいなと思いました。ちなみに、要らなくなった植物を公園に勝手に植えるのは、いけないことですのでやめましょう。フリーマーケットのアプリなども活用できると思います。

Q. 下北沢駅は近いのですか?
A. 重機の向こうに見えている屋根が新しい下北沢駅です。昔の下北沢とは様変わりしています。


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まとめ

世田谷代田駅~旅館は和風、保幼園は多国籍の植物たち、ボーナストラックは雑木林のイメージで、さまざまな植物が植えられていて、個性的でいいなと思います。最近、東京都の方針では在来種の植物を植えなさいという風になっています。それはそれで大事なことなのですが、ちょっと遊びが少ないというか、また同じ木が植わっているなというシーンもあります。日本にはいろいろな植物が入ってきていますし、いろいろな園芸品種もありますので、楽しんでいただけたらと思います。これからの季節もいろいろなお花など見どころがありますので、ボーナストラックにぜひ遊びに来てください。本屋さんなどお店ももちろんですが、植物も大きな魅力です。

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園藝部の感想:植物は知れば知るほど面白い。スマホに「佐々木アプリ」が欲しくなるくらいです。次はまた違う季節の開催のリクエストもいただきました! 佐々木さん、B&Bさん、ありがとうございました。またよろしくお願いします。

下北線路街園藝部はみどりのお手入れや園藝にまつわるイベントなどを行う、誰もが参加できるコミュニティです。これからさらに面白く発展していく予定です! 興味のある方はお気軽にお問い合わせください!

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