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新入生歓迎の言葉|レジデンシャル・プログラム3期編入生入学式

はじめまして!RP3期のしょーご(上野 翔碁)と申します。

現在、休学中の大学3年生でデータサイエンス系の学部に所属しています。大学がある関西から上京し、主に、東京の経済メディアの企業で長期インターンシップ生として活動しています。

入学式にて。

まず初めに、3期編入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。

歓迎の言葉──。

なんですけれども、普通にお伝えするのも面白くないなと思い、レゴブロックを使ってみようと思います。3人の方に、形は一緒の赤と白、2つのブロックをお渡しします。わたしがお話している間に、今、このブロックをみて思いついたものを何かを作ってみてください。

作ってもらっている間に、3つ。「わたしの入学時の思い出」と「これまで印象に残っていること」、「新入生に伝えたいことについて」お伝えできればと思います。

ウェルカムディナーにて。

わたしは、休学・ギャップイヤープログラムという1年間だけのプログラムで、今年の3月に入学しました。
こちらに引っ越しをしてきて、わたし自身、3つのはじめてがありました。

まず、大学4年間関西に住んでいたので、東京での生活が初めてだったこと。次に、ずっとひとり暮らしだったので、シェアハウスという生活が初めてだったこと。最後に、大学という学びの場を離れて、インターンシップという社会に出る経験をすること。

新しい環境に飛び込むことには慣れていましたが、3つも重なるとやはり心配がありました。特に、SHIMOKITA COLLEGE初日は、もちろん知らない人ばかりで、ソワソワとワクワクが半々くらいでした。
しかし、ここに入居している方は、みなさん温かく、どんなときでも気軽に話しかけてくれます。廊下や食事の際にでも、気がついたら相談に乗ってくれることも多かったので、心配だった人間関係という面は、少しずつ安心に変わっていきました。

ハウスイベントにて「レゴシリアスプレイ」を実施。

次に、印象に残っていること。わたしにとっては、「ハウスイベント」が一番の思い出です。
SHIMOKITA COLLEGEには、「ハウス」という、学校でいうクラスのような制度があります。ハウス単位で動くことは多々あるのですが、その活動の一環として、「ハウスイベント」というハウスごとの活動があります。
各ハウスのリーダーだけではなく、ハウスのメンバーなら誰でも、任意で企画できるのですが、わたしは「レゴシリアスプレイ」というものを行いました。
簡単に言うと、「カレッジはあなたにとってどんな存在?」といったように、一つのテーマを設けて、自分の思っていることをレゴだけで表現するというワークショップです。10回の飲み会より3時間のレゴシリアスプレイといわれるほど、チームの一体感や士気を高めてくれます。
わたし自身、ある動画を見て興味を持ったレベルで、実際に体験すらしたことがなかったので、うまくできるか半信半疑でファシリテーターを担当しました。
しかし、想像以上に盛り上がり、「楽しかった!」「また別のテーマでもやってみたい!」という声をたくさんいただきました。自分の「やってみたい」に挑戦できるハウスイベント。「イベントをやってよかった」と心から思えました。

最後に、新入生に伝えたいこと、をそのレゴでお伝えできればと思います。お三方は、レゴで何を作りましたか?

(以下、レゴを配った3人から)
🙋 赤と白のレゴを重ねて、「赤身のお寿司」を作りました!

🙋 2つを直角に重ねて、「T」の形を作りました!

🙋 縦に少しずらして、「階段」を作りました!

レゴを使って赤身のお寿司が完成。

レゴで何かを作るように、人によって考え方は違う。これが1つ目です。
渡したものは同じブロックでも、結果がそれぞれ違うように、人によって価値観もそれぞれ違います。もしかしたら、全く重なる場合もあるかもしれません。今作ってもらったものが、良い悪いということをいいたいわけではなく、「こういう見方もある」「こういう捉え方をするんだ」と、それぞれを認識することが大切だと思います。

2つ目は、レゴ一つひとつのブロックを「人」とみなすと、色々な掛け合わせができると思っています。人にはそれぞれ色があって、何を受け入れるか、表現するかという形も様々です。しかし、お互いの掛け合わせで、見たことがない素晴らしいものが生まれることもありますし、それにみんなで意味付けをすることができます。
SHIMOKITA COLLEGEでは、たくさんの掛け合わせが生まれるように、人との対話を大切に、心がけてほしいと思います。

3つ目。もちろん一人の時間(カレッジ生活以外の時間)も大切に、ということです。レゴブロックは最後、片付けるときはブロックをバラバラにしますよね。お互いで語り合ったことを自分で再度振り返ったり、一旦温めてみたり、忘れてみたり。SHIMOKITA COLLEGEでの生活は大切にしてほしいですが、縛られる必要はありません。何もしない一人の時間も大切にしてほしいなと思います。

ウェルカムディナーにて。

最後になりましたが、SHIMOKITA COLLEGEという最高の学びの場で、わたし自身も編入生のみなさんと、色々なことを一緒に学んでいきたいと思っています。

在校生代表 しょーご


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