今日の始まりに【2023/10/09 金融ニュース】
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本日のひとことコメント
現在の体重: 74.1kg
目標体重: 70.0kg!
土曜日はトレーニングしたものの、その後ずっと食べたかったラーメン家にいってしまいました。。。よくなかった。でも美味しかった。
麺やたいせい
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131903/13282456/
今週のスケジュール
10/10 (tue)
日:貿易収支
米:卸売在庫
10/11 (wed)
米:生産者物価指数、
10/12 (thu)
日:機会受注
米:CPI、新規失業保険
10/13 (fri)
欧:鉱工業生産
米:Michigan Sentiment
米国ニュース
経済指標
雇用統計
+336k、予想+170k、前月+227k(速報値+187k)
失業率:3.8%、予想3.7%
ニュースに対するコメント
市場予想よりも大幅に強い数字となったほか、過去2ヶ月分も大幅に上方修正されるという結果になりました
一方で、他の指数についてはさほど懸念を呼ぶものではなく、平均時給は前月比+0.2%と予想の+0.3%を下回り、前年同月比では+4.2%と2021年半ば以来の低い伸び率となっています。労働参加率は62.8%で前月と一緒でした
雇用統計が好調になったことで、いよいよ11月の追加利上げの可能性がプライスインされる形で中長期金利が特に大幅に上昇しております。片方で、長期金利が大幅に上昇しきっていることから、11月の利上げについては見送りを予想する人も。長期金利が自主的に高水準に上昇していることから、当局が利上げをせずとも引き締め効果が生じているという見方もあるようです
個人的には非常に悩ましい展開だなと思っており、利上げの可能性を従来の10%から50%に引き上げています。労働市場の力強さ自体は問題ですが、市場における自主的な長期金利の上昇が経済全体に一定の抑制力を働かせることは事実であり、次の1ヶ月のデータ次第だと考えています
重要コメント
ボウマン理事
追加利上げが必要になる可能性が高い
エネルギー価格高により、インフレ面での進展が一部後退する危険性がある
メスター・クリーブランド連銀総裁
インフレ率は高すぎるが、進展は見られる
今後利上げをするかは、今後入ってくるデータ次第だろう
労働市場は引き続き力強いが、賃金の上昇は落ち着いている
エラリアン・アリアンツ主席経済顧問
11月に利上げが再度の選択肢として浮上するような雇用統計のデータであり、より高く・より長くが金利の選択肢になる可能性がある
その場合、インフレサイクルの終盤では何かしらの代償を払うことになるだろう
サマーズ元財務長官
利上げが以前のようには効果を発揮しない環境になっている
ハードランディングのリスクを増加させるような環境だろう
ニュースに対するコメント
現在の長期金利の水準に対して警戒感を持たせるようなコメントが市場関係者から増えているのが印象的
インフレ水準を考えると利上げしたいものの、経済への影響を考えるとなかなか利上げに踏み切ることは難しいかもしれません
米下院議長解任問題
マッカーシー前下院議長は、任期満了前の議員辞職報道を否定
議長選に関与するつもりはないが、議員としての任期は全うする
中国企業42社を輸出規制リストに追加
米国製集積回路(IC)をロシアに供給して、ロシアの軍事・防衛産業を支援したとして輸出規制リストを拡大
中国側は「経済的強制で一方的ないじめであり、中国企業への不合理な圧力を止めるべき」と反論
UAWスト
UAWはGMとの交渉が進展しているとして、さらなるスト拡大の見送りを発表
欧州ニュース
重要コメント
ラガルド・ECB総裁
ECBの現在の金利水準はインフレ率を2%目標に回帰させるためには十分な水準だろう
ドイツ経済がEU全体の成長に重石となっているが、ドイツの成長率に対して悲観的ではない
その他ニュース
コモディティ
原油
反発
週間では9%下落し、2023年3月以来の下落幅に
ガソリン消費量減少と在庫増加が示されたことが地合いの悪化をもたらしたものの、中東での情勢不安や構造的な変化が起きていないことを見ると、ここからエネルギー価格は再度反転するのでは?と考えております
金
反発
利回り推移に応じて反発したというよりは、単純に直近の売られすぎな状況に反応して押し目買いが入った印象
イスラエル - パレスチナ情勢
パレスチナのハマスが、イスラエルに大規模ミサイル攻撃を仕掛けたことで、情勢が急速に悪化
イスラエル側の発表によれば、イスラエル国民の死者数は200人超に
直近、米中などの仲介により国交正常化が進展していた
ネタニヤフ・イスラエル首相「我々は戦争状態にある」「敵はこれまでにないような代償を払うことになるだろう」
10月9日(月)時点で、イスラエル側の死者700人、パレスチナ側の死者300人との報道。
航空機エンジン偽造証明書問題
航空機エンジンにまつわり、とある部品納入業者が証明書を偽造して納品していた疑いが拡大しており、全世界のジェットエンジンメーカーや航空会社が大規模な調査に乗り出す
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