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今日の始まりに【2023/09/25 金融ニュース】
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本日のひとことコメント
現在の体重: 73.4kg
目標体重: 70.0kg!
だいぶ涼しくなってきましたね!今年は那覇マラソン完走するために、少し前もって準備を始めようと思います!
今週のイベント
9/26(tue)
SPケースシラー、新築住宅販売
9/27(wed)
米:耐久財受注
9/28(thu)
米:GDP確定値、新規失業保険
9/29(fri)
日:失業率、鉱工業生産
欧:CPI
米:個人所得、個人支出、コアデフレーター、シカゴPMI、Michigan Sentiment
国内ニュース
日銀、現状維持を決定
金融政策の現状維持を全会一致で決定
ニュースに対するコメント
大方の予想通りの現状維持
ただ、一部は直近の植田総裁のコメントや、為替状況を踏まえて政策変更に対する警戒感も高まっていただけに、為替は上値をトライするかもしれないと思っています。150円をトライしつつ、そこからは介入警戒感との綱引き状態になると想定しています
米国ニュース
経済指標
PMI
総合:50.1、前月50.2、予想50.4
サービス業:50.2、予想50.7
製造業:48.9、予想48.2
ニュースに関するコメント
PMI
全般的に予想に届かない弱い数字にはなったものの、この単体だけだと経済の強弱を判定するには至らず。引き続き、CPI、労働市場指標、なども含めて全体的に軟化していく兆候が利上げ停止・利下げには必要だと考えます
重要コメント
ボウマン理事
インフレ率は依然として高すぎる
インフレ率を適時に2%の目標に戻すには、連邦公開市場委員会(FOMC)が金利をさらに引き上げ、当面は制約的な水準に維持することがおそらく適切と予想しており、さらに複数の利上げが必要になるだろうと今も考えている
コリンズ・ボストン連銀総裁
インフレがまだ明確に抑制されていない現状では、さらなる利上げは選択肢から除外されていない
インフレ率が2%の目標まで持続可能な軌道に乗っていると確信するには時期尚早だ。金利は以前の予想よりも高く、長く維持されなければならないかもしれないと予想している
デイリー・サンフランシスコ連銀総裁
最近のインフレ率の低下と労働市場の緩やかなリバランスが歓迎すべきニュースなのは明らかだが、さらなる政策引き締めが必要かどうかを判断するにはより多くのデータが必要
勝利宣言する用意はできておらず、忍耐することが賢明な戦略
カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁
FRBの積極的な利上げで個人消費に急激なブレーキがかかると予想していたが、ブレーキはかかっておらず、予想を上回り続けている
サマーズ元財務長官
インフレが加速するか、成長が減速するか、いずれにせよリスクは高くFOMCは現状を楽観的に捉え過ぎている
スタグフレーションという形で、両方が現実となる可能性もある
ブラード・前セントルイス連銀総裁
インフレ再加速のリスクを防ぐため、追加利上げをした上で金利を維持することは、コアインフレ率が適切なペースで下落することを確実に担保するためには良い施策かもしれない
景気や労働市場の強さを踏まえれば、政策当局者が金利を高めの水準でより長期に維持する必要があると強調するのは実に理にかなっている
ニュースに対するコメント
タカ派・ハト派含めて両方とも今後の利上げについて言及しているのは、労働市場の力強さなどが粘り強いことが背景だと思われます
特にボウマン理事については複数回の利上げの可能性について言及しており、理事の中でもタカ派だという認識を踏まえても、FRB関係者の中でインフレ率に対する懸念が引き続き相応に強いことが伺えます
UAWスト
フォードとUAWの交渉が前進している一方、GMとストランティスとの間の交渉は難航中
フェイン委員長「GMとストランティスの全ての部品工場がストの対象となる」「両社が真剣な態度で交渉のテーブルにつくまで、部品の供給を停止する」「フォードとの交渉は実質的な進展を見せており、現在のところ拡大の予定はない」
経済と金融の協議をする作業部会を米中が共同設置
米財務省が発表
2つの作業部会の設置により、経済と金融の政策について率直かつ実質的な協議を行い、マクロ経済や金融の発展に関して情報を交換できる継続的かつ構造的な経路が提供される
イエレン米財務長官
米中が話し合うことは極めて重要であり、意見が異なる場合にはさらに重要性が高まる
「システム上重要な企業」
金融安定監視評議会(FSOC)は、銀行以外の金融機関もシステム上重要な企業として指定しやすくするようなガイダンスの導入に向けて取り組んでいる模様
システム上重要な金融機関に指定された場合、FRBによる直接的な監視対象に入る
ニュースに対するコメント
ダイモン・JPMCEO含めて、銀行規制強化に対するシャドーバンキングのゆるさを唱える銀行関係者が多かったものの、銀行以外への規制強化案が進んでいる模様
それに対して、ファンドなどは(当然)猛反対している状況ですが、中国のシャドーバンキング問題などを考えると何かしらの規制が入るのは避け難いと考えています
下院共和党、つなぎ予算検討
14~60日間の範囲でのつなぎ予算を下院共和党が検討していると報道
共和党主流派は31日間の継続予算決議を提案したものの、保守派のゲーツ議員などの反対に合っている
検討中の修正案では当初想定されていた予算削減率が8%から27%に拡大することなどが盛り込まれている
欧州ニュース
重要コメント
デコス・スペイン中銀総裁
金利はいまやインフレ率を目標の2%に戻すために十分高い水準かもしれない
利下げ時期の議論は尚早
景気抑制的な水準にどれほど長く金利をとどめる必要があるかは、極めて難しい問題で予断を持って答えることはできない
ニュースに対するコメント
FRBとは異なり、ECBについては今後の利上げの可能性についてかなり否定的な声が多い印象
一旦様子見しつつ、(コア)インフレ率が下げ止まるような展開においては、再度の利上げが検討されるものと思われます
その他ニュース
コモディティ
原油
反発
ロシアはガソリンとディーゼル油の輸出を一時的に禁止したことが市場のサポート材料に
金
反発
ただ、米金利が今後さらに引き上げられる可能性があることなどを踏まえると、金全般的にはネガティブな環境が続くと想定しています
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