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今日の始まりに【2022/07/13 金融ニュース】


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本日のひとことコメント

現在の体重: 74.1kg
目標体重: 70.0㎏!
昨日は夜ごはんをしっかり早い時間(4時30分)に食べて、かつその食事内容も健康的、かつその後水以外接種しなかったのですが増えました。単に水分が増えただけだと思うので、あまり気にはしていませんが。しかしなかなか減らない。

米国ニュース

CPI

  • 総合CPI(前年同月比): +3.0%、予想+3.1%、前月+4.0%

  • コアインフレ率(前年同月比): +4.8%、予想+5.0%、前月+5.3%

ニュースに対するコメント

  • CPIは、総合インフレ・コアインフレ共に想定より低い伸び率となり、米国のインフレコントロールをデータも示す形となりました。総合インフレ率・コアインフレ率ともには、過去2年間で最低水準まで落ちてきています

総合インフレ率(黒線)、コアインフレ率(棒線)共に過去2年間の最低水準近辺まで下落
Source:  労働局、米Bloomberg
サービス業から住居とエネルギーを除いたスーパーコアインフレは2023年9月の6.4%から、今回の4.0%へと急速に下落中
Source:  労働局、Bloomberg
  • このデータだけを見ると、7月のFOMCも様子見で良さそうな気もしますが、直前の当局関係者のコメントを見ていると、利上げすることは確定的なように考えています

    • 一方で、「年内2回の利上げ」と度々言われていますが、このデータだけ見れば、1回の利上げでいいのでは?という市場の期待値も醸成されそうですし、結果的に2回目の利上げのタイミングは市場を見て判断するという形をとった結果、2回目の利上げを実施しないという将来も十分ありそうな気がしています

ベージュブック

  • 全体の経済活動

    • 5月下旬以降、わずかに上向いた

    • 今後数ヶ月の見通しは引き続き鈍化を全般に見込んでいる

  • 雇用

    • わずかに増加

    • 企業は労働者を確保するのが引き続き困難な状況

  • インフレ

    • 緩慢なペースで上昇

    • いくつかの連銀地区では減速

ニュースに対するコメント

  • 特段サプライズない結果となりましたが、労働市場が引き続き強い状態というのはサプライズ

重要コメント

  • ブレイナードNEC委員長

    • リセッションがすぐそこまで近づいていると言われているが、米国の景気回復は順調だし、インフレ率は低下している

    • 著しい雇用破壊がおきなければ、インフレ率は下がらないとの予測が覆されている

  • バーキン・リッチモンド連銀総裁

    • CPIは6月に鈍化したが、まだ高すぎる

    • インフレ率目標は2.0%であり、目標に到達するためにあらゆる手段をとるが、手を引くのが早ければインフレが再び始まるため、手を引くのは慎重に判断する必要がある

ニュースに対するコメント

  • バーキン総裁はタカ派のため、この結果を受けても従来の判断通り2回の利上げを支持することは想定通りです

  • 今後パウエル議長や、他のハト派の総裁が今まで通り2回の利上げを支持するようなコメントを出すのか、データ次第というコメントに戻るのかは要注目

  • 個人的には、結果的に7月の利上げが最後だった、という結果になる可能性も相応にあると考えています

その他ニュース

カナダ中銀

  • 0.25pt利上げ

  • 政策金利は5.00%

ニュースに対するコメント

  • カナダ中銀は2会合連続の利上げ。インフレ率目標の2.00%は2025年半ばに到達する予想と、到達時期を2四半期後ずれさせています

  • 経済成長率は以前までは横ばいを予想していた一方、2023年下期および2024年上期成長率は平均1.0%と上方修正しています

MMF規制

  • 流動性に伴うファンドの手数料負担

    • プライムファンド、非課税ファンドで1日あたりの解約が純資産を5.0%を超えた段階で発動

      • 流動性基準の撤廃

      • 情報開示義務の改善

      • 資金引き上げの手数料負担を強制、など。。。?

ニュースに対するコメント

  • スイングプライシング(会役者の基準価額(NAV)を調整することで、解約する投資家と解約しない投資家に、解約コストを公平に分配すること)については見送りとなりました

中国関連情報

  • 国営年金基金(全国社会保障基金理事会)

    • 基金運用をする投資信託会社数社に対して、保有資産の検証を行なった模様

    • デフォルト懸念がある融資平台発行債権など、一部ディストレストに近い債権について売却を支持した模様

ニュースに対するコメント

  • 正式な発表が年金基金からあったわけではないものの、政府がてこいれしようとしている段階で年金基金が真逆の行動をとっているというのは、不動産業界の下支えに確実に逆風になる行動であり、今後一貫した対応をとっていくのか、当局と投資家としての年金は別という整理をするのか、興味があります(通常感覚で言えば、もちろん別という判断になるのですが、中国がどういう判断をするのかは興味があります)

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