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今日の始まりに【2022/07/14 金融ニュース】


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本日のひとことコメント

現在の体重: 73.5kg
目標体重: 70.0㎏!
昨日は前の会社の同僚とディナーでしたが、頼んだご飯がどれも健康にいいものだったので、体重は減りました。でも、結局水分の調整量だなとは思いますが。

米国ニュース

PPI

  • 総合PPI(前年同月比): +0.1%、予想+0.4%

  • コアPPI(前年同月比): +0.1%、予想+0.4%

ニュースに対するコメント

  • 前日のCPIに続いて、PPI(生産者物価指数)も予想対比非常に落ち着いた伸びとなり、いよいよ7月の利上げすら本当に妥当なのか?という影響すらおきかねないデータ結果となりました

  • インフレ率の大元の根幹となったサプライチェーンの圧力はなくなってきており、GSCPI (Global Supply Chain Pressure Index)を見ても、2022年後半から急激に正常化しており、現在はもはやマイナス水準にまで突入しています

GSCPIはインフレ率が急速に上昇した2022年頃から、一気に正常化
Source:  FRB of NY
  • 少なくとも直近のデータだけ見たら、個人的には7月利上げ実施せず様子見でもいい気はしますが、事前に当局関係者があれだけ利上げを刷り込んでいた以上は、7月利上げを回避するという発想にはならないと考えています

    • ただ、今後2回の利上げを本当に実施するのかという点については、さらなる疑問を市場から持たれるような結果とはなりましたし、結果的に7月利上げが最後となるというのが本線という予想をさらに強めています

重要コメント

  • ブラード・セントルイス連銀総裁

    • 辞任を表明

  • デーリー・サンフランシスコ連銀合祭

    • インフレとの戦いに勝利したと考えるのは早すぎる

    • 物価データ自体は非常にポジティブだったが、目標は2.0%のため、引き続き様子見をしながら対策を取らないといけない環境である

ニュースに対するコメント

  • ブラード総裁は直近はタカ派な発言が目立ちましたが、2010年代半ばからは金融緩和を積極的に推し進めるハト派に転換するなど、基本的なスタンスを持たず、時々の情勢に応じてハト派にもタカ派にもなりうる珍しい存在でした

  • まだ在任期間は15年と長く、2010年には論文を発表しており、その中で米国債購入を通じてデフレ回避をすることを推奨しています。その後実際にFOMCは債券購入を通じた量的緩和を実施しており、FOMC運営に応じても少なくない影響を持った総裁でした

  • 辞任の影響自体は少なく、またセントルイス連銀自体がそもそも若干タカ寄りの思想を持つことから、タカ派の数が減るわけではないと思いますが、直近のタカ派のリーダー格であったブラード総裁が辞任したことで、2回の追加利上げの可能性はいよいよ少なくなったのでは?と考えています

その他ニュース

ゴールドマン

  • 消費者金融部門マーカスの個人向けローン$1bnを売却

  • 額面価格よりも割安で購入したとの報道

ニュースに対するコメント

  • カナダ中銀は2会合連続の利上げ。インフレ率目標の2.00%は2025年半ばに到達する予想と、到達時期を2四半期後ずれさせています

  • 経済成長率は以前までは横ばいを予想していた一方、2023年下期および2024年上期成長率は平均1.0%と上方修正しています


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