【月曜山本周五郎アワー】『羅刹』【作業用朗読】読み手七味春五郎 発行元丸竹書房 AudiobookChannel 2021年11月30日 14:31 面作り師の宇三郎は、井関の跡目と、お留伊をかけて、羅刹の面をつくることに没頭していた。宇三郎は面を仕上げるが、偶然みた織田信長の悪鬼の表情に、彼は羅刹の答えを見いだす。宇三郎は全てを擲って、信長の後をおった。■登場人物宇 三 郎 ……面作り師。羅刹の面作りに励んでいるが。お 留 伊 ……親信の娘。宇三郎を慕う。井関 親信 ……宇三郎の師匠。高井の宗親 ……宇三郎の兄弟子。大沼の外介 ……宇三郎の兄弟子。藤原 糺公 ……三位侍従。羅刹の面作りを依頼する。織田 信長 ……右大臣。森 蘭 丸 ……信長の小姓。鬼 の 松蔵……馬子。■用語集魁偉……カイイ・いかついさま行縢……ムカバキ・両足のおおい。毛皮。連銭葦毛……馬の毛色無厭足……元はいろいろな障害をもたらす鬼神鬼殿……オニドノ・藤原朝成の家。三条の南にあった。客殿……キャクデン・客を接待するための建物寝殿……シンデン・主人の居所。勾欄……手すり生絹……すずし渡殿……ワタドノ・寝殿造りの二つの蓋物をつなぐ屋根付きの廊下。生害……自害。泉殿……泉のある邸宅。泉水に突き出した納涼のための小建物。蔀戸……寝殿造りなどに用いられた建具舞殿……舞楽を行うための建物疫癘……エキレイ・疫病震慄……シンリツ・恐れ戦くこと家司……ケシ・家政を司る職員。便殿……ビンデン・休憩のための部屋愧死……キシ・恥ずかしさのあまり死ぬこと。死ぬほど恥ずかしい目に遭わせる事。瞋恚……シンイ・怒り。■この動画の目次0:00 一5:08 二11:34 三19:06 四25:22 五32:23 六39:01 七45:09 八51:14 九 #山本周五郎 #短編 #朗読 #小説 #小説 #短編 #朗読 #山本周五郎 出版社「丸竹書房」を運営しています。 サポート