下田直人

株式会社エスパシオ代表取締役・ドリームサポート社会保険労務士法人役員・エグゼクティブコ…

下田直人

株式会社エスパシオ代表取締役・ドリームサポート社会保険労務士法人役員・エグゼクティブコーチ・ファシリテーター・ディスカッションパートナー・GCストーリー株式会社テグゼクティブフェロー

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面倒臭いコーチング

ついついやってしまいがちになる。 それは、コーチングを習うと、すべての会話にコーチ的に関わろうとしてしまうこと。 相手はコーチングなんか求めていないのに、発言のたびに、 「なぜ、そう思うのか?」「今何を感じているのか?」 そんなコーチ的な質問を投げかけてしまう。 それに答えるのは、はっきり言って面倒臭い。 自分の心の内で起きていることを観察するのは集中力がとても必要だから。 気軽に話したいだけなのに、急にそれを許してくれない環境に持っていかれてしまう。 コーチ

    • 会議は会議室でやってはいけない

      「会議は会議室でやるもんだ」 いつの頃からか、それが自分の常識になっていた。 サウナでやったり、温泉でやったらなんだが仕事していないみたい。 歩きながらやったら、周りの景色が気になって集中できなそう。 でも、これらはすべてが思い込みだ。 真面目な顔して「うんうん」唸るのが仕事ではない。 目の前の資料に集中していとしても、最高のアウトプットが出せるわけではない。 会議の目的はなんだろう。 もちろん会議にもいろいろあって、それぞれに目的が違う。 でも、新たなアイ

      • テレワークの監視はなんのため?

        コロナでテレワークが当たり前になり、テレワーク中に従業員がちゃんと仕事をしているのか、管理するツールがいろいろ開発されている。 企業側の視点に立てば、「ちゃんと仕事をしているのか?」管理、把握したいという気持ちになるのは頷ける。 しかし、それで健全な労使の信頼関係が築けるのだろうか。 人間の行動はリアクティブな行動とクリエイティブな行動がある。 リアクティブな行動とは、「怒られないように」「バレないように」といった、受け身であり、保身のための行動である。 それに対し

        • 決めることの大事さ

          決定することが大事。 漠然と考えていただけでは、望む結果は得られない。 最初に、「こうなる!」と決めることが必須。 そこから第一歩が始まる。 その時に大事なのは、「こうなる!」は本当になりたい自分の姿なのかということ。 それは、見栄や欲や恐れから出てきた「願い」ではないだろうか? ここのところは、自分で自分の心の中をよくよく覗き込んでみないとわからない。 みんな、この「よくよく覗き込む」作業を省略してしまうので、本当の望みではないものをなりたい姿として目標にして

        面倒臭いコーチング

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        • 日常の気づき
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          オンラインカフェは、むしろ放送事故がOK

          先日も書いた国分寺にあるクルミドコーヒー。 店主の影山知明さんの著書「ゆっくり、いそげ」がベストセラーになり、また、それ以外の視点からでも全国的に注目されているカフェである。 そのクルミドコーヒーでは、オンラインでカフェをやっている時間がある。 営業はしているが、店内にはお客さんがいない。 たまたまいないのではなく、お客様は店内に入れない。 いわば、無観客試合のような感じである。 その中で、店主の影山さんがカメラの前に座り、コーヒーを飲み、デザートを食べている。 その様子

          オンラインカフェは、むしろ放送事故がOK

          「願い」や「想い」はコロナと同じだ

          人には「願い」とか「想い」とかがある。そういった、人の心から出る塊が僕は「気」というものだと思っている。  その「気」は一人から始まり、その場に集う人の集合体から形成されているものがあり、それが、職場や学校へ、そして、社会へと無限に外へ外へと広がっていく。  つまり、自分が発する「気」が社会に少なからず影響している。  また、その影響を受けて、自分の気に帰ってくる。  そういうものだと思っている。    「願い」「想い」そういった「気」は感染するのだ。  しかも結構強力

          「願い」や「想い」はコロナと同じだ

          カフェは飲食業ではなくエンタメ業界だった。

          今日、衝撃的な体験をした。 僕の家の近く、そして、最近仲良くもさせてもらっているクルミドコーヒーの影山知明さんが、「オンラインカフェ」なるものをやった。 「それって何?」と思うだろう。 YouTubeでクルミドコーヒーの中で、カメラの前で食事して、お茶している影山さんが映し出される。 時々、YouTubeのコメント欄に上がってきたことに、影山さんがカメラ越しにこたえる。 もちろん、タダではない。これを観るのに、300円かかる。 300円を高いと思うか、安いと思うかは人

          カフェは飲食業ではなくエンタメ業界だった。