老いと死を理解し、「ママの温もりは永遠じゃない」と気づき、生まれてはじめて絶望した日のこと
今年の8月15日。
私は家族とバースデー旅行に出かけていたのだけど、実はその旅の間に、長男が「人は誰もがやがて老い、そして死ぬ。つまりのことママの温もりは永遠じゃない」という事実に気づき、人生で初めての絶望を体験することになって。
二泊三日の旅だったんだけど、旅の初日から帰宅した日の夜まで、それはもう泣いて泣いて泣いていた。
絵に描いたような情緒不安定になって、台風の影響を受けている時の変なお天気みたいに、数秒前までは普通だったはずが何の前触れもなく急に大泣きをしては全然泣きやめずにしばらく泣きじゃくる…ということを繰り返した三日間だった。
きっと今回のことは、息子にとって見える世界の全てが変わってしまうような大きな出来事だったと思うのだけど、私にとってもそうで。
我が子の中に、生と死の概念が芽生える瞬間に立ち会ったのは人生ではじめてだったし、これは私の子育て史にぶっとく刻まれるのであろう歴史的瞬間だなぁって。
生と死を、本当の意味で、はじめて理解した我が子に、そうして泣きじゃくる息子に、痛々しいほどの絶望を前に、なんて声をかければいいのか、すっごく難しかった。
だってそれは、もう34歳の私ですら、改めてよく考えたら悲しくて仕方がないことで、普段は目をそらして何とかやり過ごしているような事実だから。
だからすごく難しかったけど、沢山のことを話した。
ということで今回はその一部始終をシェアしたいと思う!かなり長いお話なるけど!
でも、これって親になったら誰もが通る道だろうから。我が子から生と死について問いかけられることも、本当の意味で理解が追いついた瞬間に生じる絶望に立ち会うことも。
だから、そんな時に私がどう考えて、何を伝えたかを書いておくよ。
いつもサポートありがとう!すごいことだなぁとキュンとしてます。大切に使うね。そうして感じたことを、また書くね。