習慣の切れた日

約15年間続けてたことをなぜか今日に限ってやらなかった。

それは「風呂で小説を読む」。

 私にとって、文庫本は消耗品で、一度買うと風呂に持ち込んで、毎日コツコツ、一冊をトータルで50回近く読む。毎回読み落としが見つかるから、同じ本でも毎回発見があるのだ。たまに湯船に落とすけど、立てて置いておけば次の日には乾くので無問題。出汁が出なくなるまで読むのでコスパ最強。半身浴も出来て一石二鳥。そんな生活を15年、ほぼ欠かさずしていたのに、今日ついにやらなくなった。用事があったわけではなく、確固たる意思で、今日は読まなくて良いと頭に指令がきたのだ。もしかしたら、すごく精神状態が悪いのかも知れない。注意しておこうと思う。なので、ここにしるす。いつか、訳の分からないこと、例えば「おまえのかーちゃん、デーネブ〜、シリウスハウンド、爆発どーん!」など書き始めたらぜひ警告していただきたい。ああ、でもこのぐらいのことならシラフで書きそうな気もする。

余程読むに耐えない文章になったら、ぜひ止めて欲しい、敬愛なるそこのあなたよ。

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