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よぼよぼのお祖母ちゃんになっても

さんさいさ企画第1回舞台公演
『よぼよぼのお祖母ちゃんになっても』

無事終演しました。

フライヤー1

フライヤー2

終演から2週間経ち、体調不良などの報告も関係者・お客様からもありませんでしたのでちゃんとここで終われたんじゃないかと思います。

企画が始まったのがたぶん去年の8月くらい…
半年ほどの時間いろんな人からのお力添えを頂きはじめての自主公演が行えました!

はじめての自主公演、最初は舞台の制作をイチからやるとどんな作業が必要で、何をしなくてはいけないのかを知りたいので実験的にやってみよう、の気持ちで始めました。
普段からやりたい、をやった、に変えるのに時間がかかる、もしくはやらずに終えてしまうことが多い志水は、8月に母と理想の夢『母のカフェを舞台公演で使ったら面白そう』を語ったその突発的な熱を持ったまま、志水の初舞台で共演した奈津葵に声をかけました。
奈津葵のお芝居のスタイルは私にはできない憧れのタイプで、また一緒に舞台やりたいなと思ったので声をかけまして、フッ軽の奈津葵からも即OKがでました。
そして、志水がはじめて『舞台公演』に関わった劇団が『怪奇月蝕キヲテラエ』、志水母もここではじめて演劇をしっかり観劇することになり、二人してキヲテラエの作品の魅力にとりつかれたのが約2年前。脚本演出は誰かに頼みたいよねとなったとき、二人の意見は怪奇月蝕キヲテラエの主宰三浦仁さんで完全に一致しました。ある程度の企画を固めて三浦さんにこんなことしたいのですが~と依頼をする。そして、三浦さんからの提案ではじめての演劇制作にあたり、キヲテラエ劇団員の木山りおさんの力も制作面、お芝居面でもお借りすることになりました…!

今回、この公演が最後までできたのはこうした自分以外の人の協力が9割でした。理想を理想のままやらずに終わってしまうことが多い志水は、はやいうちに人を巻き込んで始めたのでやめることはできんぞという背水の陣をしくことが最終的には良かったと今実感しています。


意外とあっという間だったなーという感想!

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会場は母が経営している『VegetableCafeきらずや』
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母が私が中学生くらいのときに立ち上げたcafeです。
私のおうちはこうした、自分の好きなことおを仕事にするだけとか、やりたいことをやろうとかそういった夢に行動する母や姉がいるから私がいるんだなあとつくづく思いますね。
40超えてから起業して、カフェの店舗もって、それで稼いで生きてる。大人になってからでも好きなことは仕事にできる、やれるっていう証明ですし、それが一番楽しいよねって話せる母でありながら母親とは違う感覚のある相手です笑
いつもめちゃくちゃ味方になってくれて手伝ってくれて、今回も会場の提供のほかに会場の管理・お金の部分・ドリンクに加えて前説と後説もお願いしちゃったよ✌


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結果から考えると、
初めての個人主宰、自主企画の舞台として大成功だったと思います。

生き届かなかったこと、助けてもらったからできたこと、ももちろんたくさんありました。

演出家さんが現地に来ないのを前提に稽古をして、現地で調子が狂っても役者自分たちで持ち直さないといけなかったりと今までやってきた舞台と全然違う、けど新しい経験をしました。

最終的にこのご時世で黒字でしたし!!笑
お金がすべてじゃないですけど指標として考えるととてもありがたいことに小さいカフェという劇場にも多くの人に足を運んでもらえて本当に嬉しい限りです。

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こんなご時世ですが消毒消毒でいただいた差し入れたち…♡
ロールケーキは生ものですがメイクさんが持ってきた当日に食べたのでおやつってことで…

そうだそうだ、物語について!
今回、コロナが存在する世界のお話ということで終始マスクをつけての舞台でした。
というか、このマスクも物語のキーになっていて。
展開が2転3転するのでわかりづらかったっていう声も少しあって、これは伝えられてないこちらの技量不足…!と思いながら。
三浦さん特有の地獄というか最終的にお客さんが想像する大団円を裏切った報われない結末となりました。
考察がお好きな方にぜひ読んで欲しいお話です。
物語の特性上、「豊田市」で上演することに意味があるお話なので再演や東京での上演は難しいのですが、『田舎あるある』としては少し通じるところがあるやも。

アーカイブ映像の配信は終わってしまったのですが、台本の通販のみBASEで購入できますので、ご興味のある方はこちらから!
三浦さんの脚本は読むだけでも楽しい、演じているところを見るともっと楽しいので大好きなんだなあ…


またいつものごとく、終演報告書いてるうちにだいぶ時間がたってしまったのですが。

恵まれているなと思いました。
私は私で自分のこと自信はまだないし、助けてもらってばっかりのときは自分はダメだってよく自己肯定感が死んでしまうんですが笑
今回はそんなことしてる暇ないくらいお芝居にしっかり向き合って、舞台に向き合ってました。

全面協力してくれたカフェ兼劇場のきらずやさん、メイクさん、カメラマンさん、三浦さん木山さんそして奈津葵。

ほんとうに成功してよかった。

見に来てくれた人の感想もとっても嬉しかった。
同級生たちに見られるのは結構恥ずかしかったけど!笑


私の大切な財産になりました。

きっと私がよぼよぼのお祖母ちゃんになっても忘れない舞台になったと思います。

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やっぱり舞台が好きだなと。

どんな形であっても。

これからも頑張ります。
応援して、応援させてください。


いえい!


以下ゲネプロにて撮影した舞台写真です。
撮影:河合有一

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