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翼状肩甲を治す 前鋸筋+α2つの運動機能

翼状肩甲を治すために問題視される前鋸筋。

様々な書籍でも前鋸筋の機能は肩甲骨を胸郭に押しつける作用があります。
しかし、前鋸筋だけ鍛えても、翼状肩甲が改善しきれないケースも多くみられます。

そこで本日は前鋸筋の機能+αで意識するべき運動機能についてまとめていきます

それではどうぞー



前鋸筋と菱形筋の本当の関係性



前鋸筋と菱形筋の主な作用を見比べてみると…

  • 前鋸筋 ⇒ 肩甲骨上方回旋、外転

  • 菱形筋 ⇒ 肩甲骨下方回旋、内転

こう見ると全く反対の作用、つまり拮抗筋であることが分かります。
しかしこの前鋸筋と菱形筋は線維同士の繋がりがあると言われています。

肩甲骨を胸郭へと固定する、押し付ける方向へ働く共同筋でもあります。
相反する拮抗する部分とお互いに共同する部分を持ち合わせる関係であるということです。

ザックリまとめると
肩甲骨面での動き⇨拮抗
肩甲骨軸での動き⇨共同 という特徴を持ちます。

この中でも特に重要なのが、
前鋸筋下部線維+大菱形筋の関係性

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