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新時代のロールモデルをつくる組織論

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時代は大きく、早く、変化し続けています。日本でも新時代のロールモデルとなるような組織をつくるために、さまざまな企業の「組織論」についての記事をまとめました。
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2019年5月の記事一覧

ネット界隈の人事制度をまとめてみた

「他社の人事制度をそのまま導入しても意味がない」とはよく言われます。とはいえ、イケてる会社の人事制度は参考にしたいもの。ネット界隈の経営者や人事担当者が制度設計をするとき、いま最も参考にするであろう、フェーズの違う3社の人事制度を中心にまとめてみました。 1.サイバーエージェント(メガベンチャー) 2.メルカリ(上場後スタートアップ) 3.SmartHR(未上場スタートアップ) 各社いろいろな人事制度を設計されています。珍しいものとしては、メルカリが導入している恋愛・婚活

カヤックでは社員の評価・給与制度にボードゲームを導入しました

どうも、面白法人カヤックで人事をやっているみよしです。 評価や給与制度にはどの会社も課題や困ってることがあるのではないかと思います。僕らカヤックにももちろん課題がありまして、それを解決するために、ボードゲームを使ったワークを実施してみました。 実際に作ったボードゲームがこちら。 こんな感じで、カヤックの評価制度を学べるボードゲームを自作し、実施しました。 「まだカードは開けないでくださいね」って言ってるのに、カードの封を開いてしまうくらいにはノリノリで、なかなかオリジ

採用担当・人事チームは変動費にすべき、5つの理由(社員100人以下の会社向け)

月45万円のベンチャー向け採用支援チーム”まるごと人事”代表取締役の今 啓亮(@konkeisuke)です。 採用担当・人事担当は、社員で雇うべきか、外注すべきか。この課題、よくあります。特に社員100人以下の会社では、よく悩まれる点かと思います。 特にコロナ・緊急事態宣言などが起きた2020年を踏まえると、「採用を加速する時期」と「採用を控える時期」が交互に起きることが予想されます。 結論としては「採用業務は固定費ではなく変動費にして、法人に外注すべき」だと考えていま

Kaizen Platformのオウンドメディアをnoteに引っ越しました

みなさん、こんにちは! Kaizen PlatformのCEOをつとめてます。須藤憲司と申します。 スドケンと呼んでください。 「勝手に未来想像シンクタンク」というnoteを2016年からコツコツと仕事に追われながらも3年間くらい続けております。 そんなご縁もあり、noteというプラットフォームには興味があったんですけども、自社のオウンドメディアをnote proができたタイミングで移行する事になりました。 ご挨拶がわりに、自社のマーケティング戦略について書いてみた

よいKPIを考えるうえで重要なこと

こんにちはHikaru Kashidaです。 表題について、普段から考えていたことを適当に書きました。 1 / Visionaryよく設計されたKPIとは、サービス/プロダクトを作るチームにとって一種の「Vision」になっていなければなりません。 KPIとは「願い」だ そもそもKPIとは何なんだろう?と考える時、僕は「漫画キングダム」のこのシーンを思い浮かべます。 これは、国内屈指の法の専門家とされている李氏に対して、昌文君が「法とは一体何なのだ」と詰め寄ったときに

人間の本質は光。人を信じる性善説を前提とした経営スタイルについて。

平成が終わり、令和がはじまった。 平成最後の1日は、当たり前のようにオフィスにきて仕事をして、会社の仲間たちと焼き肉を食べた。平成が終わるのだから少し豪華なものが食べたかったのだ。そして気がついたらカラオケにいて、平成の思い出を歌いまくった。 令和がはじまって最初の1日は、ひとつイベントを終わらせたあとに、会社の仲間と映画「キングダム」を観に行った。大好きな漫画であり、僕らの会社の課題図書でもあるのでオフィスに全巻が置いてある。再現性が高く素晴らしい映画で、観終わったあと