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吹田市独自の少人数学級をぜひ!保護者からの声

 市民が主役の吹田をつくる大集会(3月29日)にて、上垣ゆうこの掲げる吹田市独自の少人数学級について、保護者から期待の発言がありました。ご紹介します。

《吹田市独自の少人数学級をぜひ!保護者からの声》

こんばんは。少人数学級を求める活動をしています。
 
私がこの活動を始めたきっかけは、新型コロナで学校が休校になり、分散登校を経て、通常の学校生活が始まった時でした。
当時娘は2年生で26人のクラスでした。それが3年生になると40人を超える42人のクラスになっていました!
 
当時、子どもたちは学校から「密を避けるように」言われていました。でも、一番長く過ごす教室がぎゅうぎゅう詰めで、娘も私もおかしいと思いました。
他にも、体育で跳び箱を練習するとき、長い列ができて自分の番はなかなか来ない、みんなが静かになるまで待たないといけない、ずっとうるさくて落ち着かないなど、教室が安心できる場所ではありませんでした。
校長先生に相談しても、「仕方ない」との答えでした。同じ思いの保護者の方に賛同してもらい、吹田市と市議会に少人数学級を求める要望書を提出しました。この動きをきっかけに議会で多くの議員さんが少人数学級について、質問してくれました。
また、今まで約8500筆の署名も提出してきましたが、吹田市から全くよい回答は得られていません。
 
先日は高槻の先生を招いて学習会をしました。その中で少人数学級の効果を、根拠を示して紹介してもらいました。大阪府教育委員会が行った調査で「欠席者の減少」「子ども同士のトラブルや喧嘩の減少」、「学習面でも到達率の上昇」があったと府教委自らが示しています。
それなのに、大阪府は少人数学級に取り組んでいません。
 
府が動いてくれないので、市独自で少人数学級を進める動きがあります。国に先行して、小学校をすでに35人学級にしている市は豊中市や枚方市、池田市など他にもたくさんあります。
また、高槻市はこの4月から中学校でも全学年で35人学級を実施します。
高槻市も少人数学級の効果として、保健室にくる子が減ったこと、先生がきめ細やかで「わかる・できる」授業を追及できることを挙げています。
高槻では、市長が変わったことが少人数学級を進められた大きな要因だったそうです。
 
吹田市では、今年度実態が40人を超える学級は約110あったそうです。
クラスでどんな子も大切な存在だと感じられ、子どもも権利を持ち、尊重される存在ということを感じられるそんな学級・学校になってほしいなと思います。
 
そんな子どもたちの思いに耳を傾けてくれる方に市長になってほしいと思います。ありがとうございました。

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