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世界一向いていない職業に就きました。

はじめまして。
シンバと申します。

この度、noteで記事を書いてみることにしました。
なぜ、記事を書こうと思ったのかなのですが・・・

最近、今まで新卒からずっと働いていた会社を退職しました。
社会人生活はわたしの中で、とても大きな財産で、
今の自分の人格を大きく形成していると思っています。

そもそも、自分の人生を振り返ってみた時にずっと一貫しているなと思うことがあります。
それは、学習欲の高さです。

この学習欲とは、なにも勉強ができる!好き!というわけではなく、
人より探求心と好奇心が強く、疑問に思ったことへの解決や、
新しいことに対しての知見を得たり、そこからの着想によって、
人生の豊かさを感じるということです。

社会人になってから、色々な仕事を経験しながらさらにこの学習欲が高くなったのではないかと感じます。
世間から見れば、いわゆる意識高い系というところに分類されてしまうのかもしれないですね。でも、自分の中では純粋に面白い!もっと学びたい!という気持ちが強いです。

会社では、自分の任せてもらったポジションでは満足ができなくなり、
色々な事に挑戦したいと思うようになりました。
もともと社会人になってそこまでバリバリ働く想定はしていなかったのですが、この学習欲が年々高まっていたのだなと今になって思います。


そんな時に、結婚をしました。

わたしは、もともと結婚願望があまりありませんでした。
これだけ学習欲が高いと、何よりも自分の時間が奪われることをな避けたいんですよね。
結婚によって自分の時間が無くなっていくのは、どう考えても必然的で、そんな非合理的なことなんでしないといけないんだと、とてもかわいらしくない考えをずっと持っていました。

今考えても、すごく思い切った決断だったなと思います。
これまで、何をやるにしても石橋を叩きすぎるくらい考えて、色々なシュミレーション、様々な角度からの考察をして結果を出すわたしが、なぜ今の夫と結婚して、今の生活に至るのか正直分かりません(笑)

でも、何かその時に自分の人生の転換期を感じていたんですよね。
自分の居場所がここではない感覚、新しいことに挑戦しないといけないという感覚、このまま安定した場所に身を置いておくことの危険性、そんなような上手く言語化するのが難しい感情の中にちょうどいた時に、今の夫に出会いました。


その結果、現在わたしは無収入の専業主婦です。
専業主婦の方を批判しているわけでは決してありません。
しかし、自分には一番向いていない職業だなと思っていた専業主婦に今自分がなっていることに驚きを隠せません。

もちろん家事を毎日やらなくてはいけないので、大変は大変なのですが
それよりも精神的にきついなと思うことが多々あります。

それは自分の性格的なことからきているのだと思います。
そもそもずっと家にいるのが、こんなにも負担なのかということに気づきます。
また、資本主義の世の中、専業主婦という職業の肩身の狭いこと・・・
家事はやって当たり前のような、通説的な話ではなくもっと複雑な社会構造の中に、この肩身の狭さはあるのだなとぼんやり思っています。


自立したくて、退職・結婚を選んだ自分が
今現在それとはまったく逆のところにいる。

これが自分の正しい道だったのか、
これからの人生どう自分の心を豊かにして生きていけばいいのか。


これもまた人生のターニングポイントだなと思い、
その心の葛藤と行動したしるしをこれから残していけたらなと思います。

今はまだうまく言語化できていませんが、
これから自分の心に正直に生きていけるきっかけになればと思っています。




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