理想の田舎暮らし実践考察 その4


昨年、試験的に栽培したひまわり

「オンラインのまちづくり」と「リアルなまちづくり」のクロスオーバー。

その理想形はどこにあるのだろうか?

メタバースという言葉が世に流通しはじめてかなりの年月が経過したが、まだ人が仮想空間に常駐するような時代には到達していない。

やはり、人はリアルな人間関係、リアルな体験に多くを求めていて、そこから離れることはできないのだろう。

が、リアルな人間関係を作り、リアルな体験を行うには、多大な時間と金銭、労力が必要だ。

『移住して田舎暮らしをする』

そのためには、地域に溶け込み、その土地の人間たちと良好な人間関係を作り、土地や家屋、田畑を得て、一から自分に合った生活を構築していかねばならない。

観光目的であっても、一回限りのものではなく、継続的な関わりを求めるのであれば、「何かを通して」当該地域に継続的な関心を抱いてもらい、繋がっている状態を創りだしていかねばならない。

今、ツイキャスで実況しながら、オンラインマルチプレイでマインクラフトを定期的に行っている。

ここに集まっているのは、私のような田舎暮らしをしている人間、その地域の若者、そして、都会の若者たちだ。

仮想空間に集い、ともに語らい、家や畑を作り、理想の村づくりを行う。

まだはじめたばかりで手さぐりの試みだが、こういうオンラインゲームでの活動が、リアルな活動へと展開していくのかどうかを試してみたいと考えている。

ゲーム内で交わされる農業や地域づくりの話題から興味関心が生まれ、実際にその地域に出向き、交流を深めたいという気持ちになるのかどうか。

つまりは、ゲームのオフ会のような形態でのまちづくり活動。

これまでにない田舎生活の入り口として、これから実践的かつ実験的に進めていこうと思う。

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