マガジンのカバー画像

ひび

541
日々のことについて文章を書きます。
運営しているクリエイター

2022年8月の記事一覧

やけっぱち

ほとんどやけっぱちで髪を切らずにいる。生涯で一番長かったときの長さが多分肩につくかつかんか、くらいだったので、それより長くまで伸ばせたら、切ろうと思う。最近はトリートメント、櫛、ドライヤー、一応ちゃんとケアしてるけれど、やっぱりくしゃくしゃしてしまうから、ぼわぼわになってしまう。左側の髪の毛だけ矢鱈とうねりがあって、波打つのだが、どうすれば真っ直ぐになるのだろう。根本が白髪なので、たまには美容室で

もっとみる

雷鳴はヴォリュームあげてきっと来る さよなら、夏のカメラかかげて

いよいよ1週間後、短歌のライヴをする。ライヴのタイトルはきっちり五七五七七の短歌である。これはゲスト歌人の橋爪志保さんが考えてくれた。橋爪さんについてはこちらのnoteに詳しく書いてある。

短歌|ヤング嶋仲 #note

ライヴのフライヤーは同じくゲスト出演の山口斯さんが作ってくれた。縦二つ折りにしたA5サイズ。これがまた素晴らしい。

山口斯さんがどのような工程でこのフライヤー制作に取り掛かっ

もっとみる

一人暮らし

初めて一人暮らしをしたのは多分22歳くらいの頃、自分は実家も大阪市内にあるため、必然的にさほど遠くない街のアパートの一室を借りた。不動産屋はマジで詐欺、何も知らぬ若造は内見をした後まだ契約もしていないのに、とりあえず前金で10万要るよ、みたいなことを言われて、その場で金を下ろして渡した。今思うと滅茶苦茶である。

家賃25000円水道代込の6畳ワンルームでユニットバス付き、クローゼットやベランダも

もっとみる

美しい石

今は主催ライヴも生配信しているが、そのうち嫌になるだろうなと思う。今でさえ、やっぱり、本当のことを言うと、どこか抵抗がある。自分たちの舞台をスマホやパソコンで見ても、別にそんなに笑わないし、何だか虚しくなることの方が多いのだ。所詮はそのレベルのものでしか無い、ということである。だけど配信で楽しんでくれている人も僅かにいるので、その人たちのためにやっている。遠くに住む天使が見てくれるのは嬉しい。それ

もっとみる

ライヴのため来ていた長い東京滞在も終わった。今は帰りの新幹線でこれを書いている。金こそ尽きたが、別にどうだって良い。東京は風が強かった。日傘をさしても折れるほどで、ビルの隙間からゴミが飛んでくる。貰ったギャラは電車賃と珈琲と煙草に消えた。近頃は舞台の数も増えてきて、そうなるとひとつひとつの宣伝告知もあやふやになってしまって、そんな自分が滅茶苦茶嫌になる。本当はもっと、それぞれのライヴについて噛み締

もっとみる

第15回筆談ラジオ

あなたの指と永遠の約束、こんばんは、ヤング嶋仲です。この番組は話し書くラジオ、パソコンで一度書いた文字は消さず直さず、そのまんまでお送りします。8月になりました。なってしまいました。毎夜暑くて、ただでさえ寝苦しいのに、私の家では昨夜エアコンが動かなくなり、蒸し風呂部屋と成り果てて、全身ヘドロの骨抜きゾンビです。あなたの体調はいかがですか?ちゃんと晩御飯、食べていますか?まったくしょうがない蟻んこの

もっとみる