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ひび

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日々のことについて文章を書きます。
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2021年10月の記事一覧

夜はやさしい

寒くなって、怖気づいている。足は冷えるし鼻水は止まらない。うだつのあがらぬ暮らしは終わりそうに無くて、それでも前を向いている。冬場にいつも着ていたコートは去年思い切って捨てたので、着る服があらへんやんけ、と思い、箪笥を物色していたところ、古い皺だらけのコートを発見して、様々な記憶が蘇る。あのときぼくはああだった。ストーブの前で震えるだけでは何も面白くないから、何か面白いことを考えてみる。夜に思い付

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スウィートベイビー

本当はもっと人に甘えたいのに誰も甘えさせてくれないのでチョコレートなど甘いものを食べて自分で自分を甘やかしている。甘いものは罪深きなりや、我々を奈落へじわじわと滑り落としていく。後悔なんてしない。アァ、もう、どうなってもいいや!という気持ちで、貪り、ぶたとなるのだ。満たされぬ心を温めてくれるのは、スウィートベイビー、お前だけさ。

雨。今日は一日家にいた。漫画を読んだり、テレビを見て過ごした。私は

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二人の恋は終わったんだね

もう夏は過ぎ去りました。秋の夜風は冷たくて、ぶる、と震えます。

こないだ3歳になる姪っ子(姉の娘)の誕生日に、五味太郎さんの絵本を2冊買って、渡しに行った。姪っ子は自分の姿を見るやいなや、怪訝な顔つき、まるで汚物を見るような目をした。自分は、ほれプレゼント、と絵本を手渡したが、姪っ子は最後まで、ハァまじ最悪なんやけど、とでも言いたげな表情を続けていた。勿論、会話など存在しなかった。そそくさと家を

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独特な人たち

メジャーの劇場に立つ若手芸人たちが、我が店、ライヴ喫茶 亀の舞台に立つとき、何故か皆口を揃えて言うのが、亀のライヴは緊張する、怖い、気が引き締まる、鍛えられる、というもので、こんな薄汚いボロ店のどこにそんな要素があるのだと思うが、聞くと店がどうこうというよりも、ライヴの雰囲気、ひいてはお客さんの雰囲気がメジャー劇場と比べると非常に独特らしい。これは今まで何人もの芸人に言われてきた。

興味深いので

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ぶぶぶぶぶぶ

noteの文章フォントを明朝体に変えられると聞いて、すぐに変えた。個人的に、何となく文章を読むときは明朝体の方が好きで、その方がしっくりくる。フォントの印象で文章の味わいもひとつ違ったものになるだろう。本当は、「筆談ラジオ」に関してはゴシック体のイメージなのだが、個別の設定は出来ないようである。これを機に昔の記事なども読み返してみては如何ですか。明朝体だからこそ、より伝わる何かがあるかもしれない。

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おはよう

「ぼくらはもう戻れない、世界は狂ってしまったから。」という歌があったが、今はまさにそんな気持ちだ。後戻りは出来ぬ。こうしている間にも、時はズンズン過ぎて行く。正しさと愚かさが餅米になって、世界はとっくに狂ってしまった。もう誰にも止められない。そして我々は確実に死へと向かうのだ。

太陽が眩しいぜ!おはよう。






素敵なほにゃらら

天使の言葉はいつも大切に、忘れないようにしているつもりだけど、時折忘れて、腑抜けて、折れ曲がって、情けない溜め息をついたりしている。あぁ、でも、きっと天使も同じように溜め息ついたり、空を眺めたりしているのだろう。

きっと、面白いことや楽しいこと、素敵なほにゃららはまだ沢山あると思っています。頭の中や外に、それらはあります。地中深くに埋まっていたり、雲の上に浮かんでいたりするのです。ずっと探してい

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嘘でした

筆談ラジオで、このnoteもちょうど5周年と書きましたが、先程noteさんから通知が来まして、私の書いたことは嘘でした。

もう、何だか、時間感覚が、おかしいのです。あれをしたのは何年前だったか?ええと…、去年?あ、あれってもう3年前なんや、などとなることが普段から多く、もう、いけません。私は、人の誕生日や、その他記念日なども、全然覚えられないのです。そのくせに、誰とどんな会話をしたか、その時相手

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第5回筆談ラジオ

もう朝じゃんl。筆談ラジオです。、このラジオは話し書くラジオ、一度書いたものは消さずなおアズ、お送りしまう、これはパソコンから描いているのですが、もうすでにだいぶ打ち間違えています。というのも、もうすっかり夜が明けて朝、私は疲労で今にも倒れしyなのです。いつもならばじっくりゆっくりとキーボードを打つようにしているのでうが、今はカタカタと早打ちしておりますので、勘弁小太郎です。

今にも倒れそう、な

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