リーダーシップとは、〇〇である
高校時代、Bチームとはいえ私は一度キャプテンを経験した。
私の所属していたサッカー部は、府内でもそれなりの強豪でBといえど妥協は少なかったと思う。
そんなチームのキャプテンに、当時そこまで部活に本気ではなかった自分が選ばれた。
毎日一生懸命こなしてはいたけれど、それは義務感のようなものでチームのことなどどうでもよかった。
しかし、いざその立場になると得られるものがあった。
それが今回伝えたいことだ。
タイトルの答えは以下の通りである。
リーダーシップとは、“当事者意識を高くもつこと”である。
私が思うリーダーシップは、誰かを引っ張ることや、人の上に立つことではない。
ただ目の前に起こる出来事を自分のことと捉え、正面から向き合うことのみだ。
キャプテンという立場は、チームの全てを俯瞰しなければならず、一部員の自分には想像もつかないような仕事量だった。
Bチームということもあり、Aチームほど意識は高くなくモチベーションも低いメンバーが多い。
全体としてチームには、「頑張るとかダサい」という雰囲気があった。
そんな中でも何とかチームを成立させた。どちらかといえば、そうしなければならなかったからではあるが。
おそらく、Bチームにおける当事者意識の高さは、キャプテンが自然と最も高くなる。やらなければ、先生からは間違いなく自分に怒りが飛んでくるし、そんなときだけはBのメンバーも「ちゃんとやれよ」と矛先を向けてくる。
本当に強いチームというのは、この“当事者意識”の高い人間の集まりだと思う。
仲間同士での刺激があるし、一人ひとりの目標も大きい。
本気になることが当たり前で、寧ろそうならない方が恥ずかしい状況だからだ。
結論、リーダーシップとは当事者意識を高くもつことを意味する。
なぜなら、当事者意識を持つ人間は目の前の事象に対する責任感が強く、絶対に逃げないからだ。そういった人間は、リーダーとして前に立つことに迷いがない。
そして、そんなリーダーシップの塊が集団になれば、十中八九、そのチームは強い。皆がチームのことを第一に考えているし、互いに刺激し合える。
私は、いつか自分でそんなチームを作り上げたいと思う。
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