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しまたび夫婦 | 023 野忽那島

瀬戸内海の島々を巡っているしまたび夫婦と申します。

今回は愛媛県松山市にある野忽那島(のぐつなじま)に行ってきました。
野忽那島へは伊予鉄高浜線高浜駅から歩いてすぐの高浜港よりフェリーで約50分、高速船で25分で到着します。

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野忽那島も忽那諸島(くつなしょとう)の一部で、周囲が約5.7km、人口も2020年の時点で100人弱と、忽那諸島の中でも割と小さめの島になります。
島には頂上から絶景を見ることができる標高73mの皿山展望台があります。
頂上には戦争当時使われていた監視塔の跡地が残っています。

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ちなみに私たちが訪れた時は、港に近い側の登山口は、少し進んだとことで崖崩れが起こっているため、閉鎖されておりました。

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少し進んだところに別のルートがありそうだったので、別のルートから登ることにしました。

海沿いを歩いていると、島で唯一の松山市立野忽那小学校が見えてきます。

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その裏手にある宇佐八幡神社を過ぎたあたりに登山口があります。
登山口の前に小さな公園があるのですが、公園も登山口もそこまで整備されておらず、草を跨いで行くようなところもありました。

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道はあるのですが、落ち葉を踏みながら進んでいくような感じで、イノシシも出そうな雰囲気でソワソワしながら進みました。

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頂上の手前は木でできた階段になっているのですが、ここを登り切ると、瀬戸内海の絶景を眺めることができます。

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イノシシと遭遇することもなく、無事登って降りてくることができました。
集落に戻り、先程通った野忽那小学校の校庭に入ることができるので、寄って帰ることにします。

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小学校自体は2008年3月以後に休校しておりますが、隣の体育館は現在避難所として使用されているようです。
また野忽那小学校は明治10年に開校した、歴史ある小学校になります。
かつては、離島では初めての試みとなる「シーサイド留学制度」がある学校として注目されていたようです。

また、2003年に公開された映画「船を降りたら彼女の島」の舞台にもなっています。

現在は過疎が進んで人口も減少傾向にありますが、昔は色々な活動をされており、島も賑わっていたのかなと感じました。

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本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
ではまた次の島でお会いしましょう。

野忽那島のvlogはこちら(YouTube)
https://youtu.be/VduLlqCe2t0

野忽那島の音声配信はこちら(Stand fm.)
https://stand.fm/episodes/60ed51366ce4e40007043a42

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