夏休み子ども科学電話相談7月25日ピックアップ「カブトムシが水に入らないのはどうして?」ラッキーカブトムシ問題が再燃
2日前、NHKラジオ番組『夏休み子ども科学電話相談』で「カブトムシを洗濯機で洗っても大丈夫なのはどうして?夜中にカゴから逃げ出して洗濯機に入ってお母さんが気付かずに洗った」という相談がありました。
非営利団体昆虫科学教育館館長の久留飛先生による解答はこちら。
しかし今日、九州大学総合研究博物館准教授の丸山先生への相談でまさかの新展開が!
カブトムシは水に溺れるのか溺れないのか
この質問の直後、丸山先生が補足説明しました。
丸山先生の考察によると、ただの水から確かに短時間ながらも無酸素状態になっても(つまり水の中にいても)耐えられるが、洗剤があると気門に水が入りやすくなって死にやすくなるはず。おそらく、洗剤の濃度がかなり薄く、かつ無酸素状態に耐えられるような短時間だったのが功を奏したのではないかとのこと。放送後には次のようにツイートしていました。
ラッキーカブトムシ案件では洗濯物が入ったネットの中にカブトムシがいたけど、これが好条件につながった可能性はあるかもしれません(リプライ欄にもそのようにあります)。
「相当のラッキーカブトムシ」!!
やはりクセになるぜ、この番組。
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