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価値とか価値観とか

最近わたしがビジネスのセミナーで「なるほどー!」と思ったお話を、わたしなりにアウトプットさせていただきたいと思います。

このお話はビジネスにも使えますが、日常の人間関係においても使えるお話です。

わたしなりに考え考えアウトプットするので、わかりづらいかもしれませんが、伝わってくれるといいなという思いで執筆しますね。


みなさんの思う「価値」とはなんですか?

例えば1000円のバッグとルイ・ヴィトンのバッグ、どちらに価値があると思いますか?

もちろんお金の大小という価値観でいうならば、ルイ・ヴィトンのバッグの方が価値はありますよね。

でもバッグというもの、そのものの機能の大小でいうならば、どちらも物を収納して持ち歩く入れ物であって、用途別とか細かいことを抜きに考えると、とくに大きな価値の差はありません。

それでも1000円のバッグの何倍もの値段のするルイ・ヴィトンに価値があるように感じるのはなぜでしょう?


それは、ルイ・ヴィトンの世界観に共感しているからです。

バッグとしての機能に差はなくとも、ルイ・ヴィトンの高級・オシャレ・繊細・丁寧などの世界観、ブランドに多くのお金を払っているのです。


もう少し分かりやすく例えてみます。


Aさんは1000円で、Bさんは1万円で全く同じものを売っています。

みなさんはどちらから購入しますか?

お金の大小の価値ならばAさんから購入しますよね

でもBさんの1万円の内、「9000円分は寄付活動に使います」などという世界観に共感できたならばどうでしょう?

Bさんから購入する方もいるのではないでしょうか?

それはあなたが感じた価値がお金から世界観に移ったからです。

もちろんBさんの世界観に共感できず、Aさんから購入するという選択から意見が変わらなかった方もいると思います。


結局何が言いたいかと言いますと、あなたと価値観の違う人間がいたとして、その人と価値を共有するためには、あなたの価値観を相手に受け入れてもらう努力をしなくてはならないということです。


あなたの価値観、つまり世界観をわかってもらう努力もなしに、相手が「わかってくれない」とマイナスに評価してしまうのはナンセンスなのです。

逆に最初「合わないなー」と思っていた相手が、あなたの世界観に共感してくれると、あなたの最強のパートナーになり得ます。

ビジネスでいうならば、あなたの常連客や上客になってくれますね。

もちろんさっきのたとえのように、あなたの世界観に共感できない人もいます。

それはあなたの伝えかたが足りなかったかもしれませんし、そもそも相手に受け入れる姿勢がなかったのかもしれません。

そういった方に無理に共感を得ようとはしなくてもいいのですが、なんの努力もなしに「あの人は合わないから苦手」と決めつけてしまっては、良きパートナーを逃してしまうことに繋がるのです。


価値とはそれぞれの価値観が違うからこそ生まれます。

自分の見ている価値と相手の見ている価値、その価値が違うことが「価値観」という言葉なのです。

自分の知らなかった価値を知り、それに共感するからこそ、そこに友情が生まれたり、愛が生まれたり、商売が生まれたりするのです。

価値観と一言に言ってしまうと、「それぞれだから仕方ない」と考えてしまいがちになりますが、価値観が違うとはすばらしいことなのです。

あなたの知らない価値を教えてくれて、あなたの見ている世界が広がります。

みんなが同じ価値観でないからこそ、この世界はいろんな物やアイデアで溢れています。


価値観が合わないと思ったら、いきなり敬遠するのではなく、その人の価値を理解する姿勢を持ってみましょう。

また自分の価値を理解してもらう努力をしてみましょう。

そうすることであなたの世界は広がり、豊かな人生になるのです。

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