見出し画像

瀬戸内にて、トリプル・アート祭①

道後オンセナート+瀬戸内国際芸術祭2022+岡山芸術交流を中心に、
8泊9日、公共交通オンリーでテコテコ回りました。
動物園、水族館、猫だらけの島などモフモフあるよ!

1日目 道後オンセナート

串ぬれおかきという謎めいた食べ物をご存知でしょうか。
この食べ物が、道後温泉一番の衝撃だったという!!

おせんべいなのに串刺しにされ、おかきなのに濡らされてしっとり、
モチっとしてカリッとして、物凄いかみごたえ。
そして、醤油せんべいの上にマヨネーズとみかんの皮!!!
人生初の味わい。なんじゃこりゃ〜美味しいよう!

これが、串ぬれおかきだ。思い出しても涎が出るぜ。
改装工事をアートイベントにしちゃったのね。
街角に可愛いものがこっそりいる!
伸びるよ、どんどん伸びて開くよ!

イベントとしては、ゆる〜い物だったけど、無料で楽しめるのでヨキ。
「坊ちゃん時計」変形ロボみたいで、驚きます。一見の価値あり!
この日は旅行割クーポンで、元祖宇和島鯛めしをいただき、鯛の
骨煎餅の魅力に取り憑かれたのでした。

天気に恵まれ、黄昏時がめっちゃいい雰囲気でした。

2日目 愛媛県立とべ動物園

カワウソ狙いで行ってみたら、猿に特化した動物園でびっくり。
ダイアナモンキーが美しくて好きになった。
動物園の後は、バスと電車を使って、香川県の丸亀へ移動。

アシカの餌自動販売機。覗いてみたら小魚2匹で300円。まあまあ良心的だ。
猿のためのでかい回し車。頂点の鐘を鳴らすと良いことが起きそう。
悠然と泳ぐカバが素敵。ゆったりしていて、いつまでも見入ってしまった。


3日目 四国水族館は、黒板超力作。

雨にやられてよう、駅からトボトボずぶ濡れで水族館に入ったら、イルカもカワウソも展示が外なんだよう。(涙)

しかしそんな不遇も吹き飛ばす位、この水族館の黒板アートは力が入っていて、嬉しくなってしまった。この水族館にはすんごい画伯がいる!
この素晴らしい手仕事、シカと目に焼き付けましたぞ!

見てくださいこの描写!泳いでいる魚を見つけやすいし、じっと見比べてしまう。
絵で描いてもらうと特徴が分かりやすく、とってもいい。
これですよ!カワウソ愛が溢れて滴っている。スーテーキー。
すごい画力!只者ではないな。
イルカプールの看板。香川ではイルカにうどんを・・・ことちゃんかっ!?


仏師・仏絵師 松久佳遊氏による「龍宮の景・海への誘い」。海&天女が目新しくも妖しい。


4日目 高見島と佐栁島(猫島) 瀬戸芸① 

瀬戸芸の中でも、秋にしか見ることのできない「西側の島」。
中でも高見島はクオリティーが高く、大満足でした。

時のふる家 中島伽耶子
廃屋にスリットを開けて、アクリルで光を見せた作品。
家一軒、この作品のために丸々使って、照明は作品を伝う日光のみ。
これぞ芸術祭の醍醐味だ〜と興奮。

シンプルで、とてもかっこいい!
外に回るとこんな感じ!アイディアですのう。


Re:mind 山下茜里
いやんもう、怖いったら!
チェンソーマンとか、デビルマンとか、ドロドログズグズしたものが古民家の隙間からジト〜っと染み出してて怖いったら怖いったら。
子供が見たら泣くレベルだ。トラウマになっちゃう。

おびただしい数の目玉が天井から、壁から、戸棚から滲み出てる2F
1Fは、床一面におどろおどろなイラストが広がる。ちょっ・・・こっち見るな(涙)


まなうらの景色2022 村田のぞみ

霧なの?モヤなの?イラストなの?と思うけど、
これは、タングステンのようなほっそい線を、部屋中に張り巡らせたもの。
硬質な空気を持ちつつも、綿菓子のようにふわふわしているのでは?とも感じさせる。すごい手仕事だ。

塩田千春さんのような野太い感じは無く、本当に儚い。触ったら消えそう。

FLOW ケンデル・ギール

ちょうどお昼時で、海のテラスは満席!
そんなこともあろうかと飲み物とサンドイッチを持参しておいてよかった。
作品を見るため、行列の脇を通してもらう。
海を額縁で切り取っただけでなく、鏡面で世界を折り曲げたり、
あるのに抜けているように見せたり、不思議な景色を見せてくれる作品。

こんな景色の見えるお家だったらいいね。


~ melting dream ~/高見島パフェ 西山美なコ

えっちらおっちら坂道を登り、階段を登りたどり着いた先の2Fに
甘い匂いが漂う、砂糖菓子の世界がありました。
たくさんのバラの花は、シュガーペーストで作った花ですって。
これは、想像していた以上にテンション上がった!

ここは少女漫画の世界なの?という耽美なお部屋。

椅子からこぼれそうなお砂糖のバラ。ジルベールや!これはジルベールのための椅子や!!
こんなパフェがあったら、甘いもの好きで無くても頼んでしまうよ。

高見島の作品は皆クオリティーが高く、やったぞきた甲斐があったぞ!
と、大満足でした。

いよいよ佐栁島へ。待ってろよニャンコさん達

多度津港からフェリーに乗り、高見島でアートを見て、午後便で佐栁島に渡る


島に渡る前に、「何を持って行ったらハーレムになるか?」考えました。
 ・猫の餌は持参、島では買えない。
 ・食べきりサイズにすること!食べ残しを出さない、残さない。
 ・ちゅーるでは瞬殺、破産するであろう。
 ・小分けになっている方が、自制心が効くだろう
ということで、
「銀のスプーン 三ツ星グルメ4種の味わいアソート」を購入。

いつ来てもいいように、上着のポケットに個包装をいくつも忍ばせ上陸!
港には、訳知りの猫様達が集合していて、すでに餌をもらっている。
そこは避けて、フェリーを降りて左側の道を行くことにしました。

ぶらぶら歩くと、早速、たくさんのニャンコ達が出てきましたよ。
砂浜まで来てもらいました。これがウミネコだっ!!
堤防猫。海バックで美しい毛並みだこと。
みんな私がガサガサさせる餌をガン見しているのだ。撮影は夫。


GoogleMapに「猫の広場」ってあるところはよくわからずにいきすぎ、
多分ここが、この島が有名になったきっかけ、「飛び猫」のスポットです。
堤防が切れているところを飛んでいる写真が、かっこいいですよね。

早速挑戦。(夫が)
まず、左右にいるニャンコをどちらかに集めるのに時間がかかります。

こんな状況です。あっという間に7匹に取り囲まれました。

下で餌をばら撒き、猫様が左側のみになったので、餌を駆使して操ります。

餌をセット

右に左に、餌を駆使して、ついに成功した1枚がこちらです。
写ってない足元には「餌待ちの猫様」がいらっしゃって、それはそれで天国。天気の良い瀬戸内の海、程よく雲が浮かんでいて、とってもいい日でした。


海をバックに、「飛び猫」いただきました。


瀬戸内にて、トリプル・アート祭② に続きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?