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長女出産の時の話

長女が生まれた時、それはそれは本当に感動した。心から嬉しくて仕方なかった。今そんな長女は4歳。ありがたいの一言。

5/3の22時頃妻が破水したかも?と言うことで2人で病院へ。僕はこの1週間くらい誰よりもソワソワしていた。「なんで自分(わたし)よりソワソワしてるんよ」毎日そんな会話をしていた。元々落ち着きがない僕は人のソワソワの22倍ソワソワしていたのだ。「ソワソワ」と口で言うてた可能性もあるしで。

そんなこんなで病院に到着。
まだ陣痛もそこまでなく、痛みと痛みの和らぐ間隔は長かった。今でこそわかるが当時の僕は陣痛がどうで、間隔があってとか何もわからなかった。段々と間隔が短くなり、ベッドの横には痛む腰を押す用のテニスボールが置いてあった。妻が痛みを感じる時に僕がテニスボールで押す。和らぐと離す。何度か繰り返す。
1度、もう痛過ぎて僕がおさえたボール「そこちゃう」とボールを弾かれ床にトントントンと。
スローモーションでテニスボールがバウンドする。そんな時間帯もあった。

そこじゃないし、痛いんだもの。男はほんまに無力で何もできねー。バウンドの数しか数えられねー。それくらい男は無力で女性は凄いのだ。

痛いので助産師さん呼ぶ。「まだやねー」
心配やから助産師さん呼ぶ。「あ、大丈夫まだまだ」
辛そうやから助産師さん呼ぶ。「間隔狭まったら教えて」

(なーーーーーんのためのナースコールーーーーー??)って心で思った。
でも今思うと助産師さんは助産師さんで「何人も産ませてきてんだよ!そんなんで産まれねーーーんだよーーー」って思ってたやろなぁ。

初めてだらけで何もわからなかった。
死ぬ物狂いで妻は頑張る。
僕はそんな中少し眠ってしまった。
今まさに新しい生命が宿るという時に。
それだけは本当に今でも後悔しています。
なんて奴だと、自分に。
申し訳なかったなぁ。すいませんでした!

間隔が狭まり分娩室へ。
そもそも分娩室じゃなかったのかよ!
それすらもわからなかったんです。

そこから僕は部屋の外に出た。
本当は側にいたかったが、出といて!希望だったので。出ました。
廊下の椅子に座って助産師さんの声、妻の頑張る声、妻のお母さんの声を聞きながら待った。

そこから40分ほどで産声があがった。

確か7:29だったんじゃないかな?
5/4の。

嬉しかったなー。ただただ嬉しかった。
凄い感動した。自分の子供ができるんだもの。ふやけた身体、小さな手、つい最近の事のよう。こんな嬉しい事があるんだなー。そう思いました。本当に妻には感謝しかないし、今でも頭が上がらない。子供にも同じ。

その日僕は一人で寿司を食べました。
なんでかわからないけど、自分だけ寿司食うてました。なんか誰にどう言うたらええかわからんくて、自分で祝うしかなかったんですかね。すいませんビールも飲んでました。何を自分に褒美やってんだよ!絶対違うな。でもなんやろ?祝い酒したかったんでしょーな。ごめんなさいな。
1番頑張った妻や子供に振る舞うべきだったんでしょうが。
これからゆっくり返していきたいなとそんな事を思いつつ、毎日頑張っていきます。

あ、離婚してます、はい。
すいません離婚してへんみたいな感じ出してた可能性ありますよね?すいませんすいません。

でもね、離婚したからどうとかないんですよ。
関係なく全ての人に感謝しています。
また話しますさかい。

とにかくこの時の記憶は鮮明で今でもずっと嬉しかった事の一つ。一生の宝物を手に入れたんだから。感謝したいな、と。

今日はこのへんで。

ほならばまた。

#娘 #長女#妻#出産#感謝#パパ#ママ

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