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ドーパミンと仕事

給料日を迎えてまずやることは生活費の清算、貯蓄、そして来月の遊ぶ&用事に分配するお金の決定、そして余剰の確認である。


ひとたび余剰が決まれば、散財する。

今月も給料が出て、既に5,000円以上する料理本を買ったり、魚の科学なる本を買ったり、デビルマン全巻を楽天でポチったりしている。

己の余すことない食欲に投資。エヴァへの知識欲を満たすためだけに、庵野監督の源流とも言われているデビルマンをいきなり買う節操の無さ。

我ながら、欲望に素直過ぎて呆れるのであった。

まあ、呆れるとかいいつつ、内心死ぬほどテンション上がっているのは言うまでもないだろう。

散財と己の趣味が一致する瞬間。それは、全くと言っていいほどの快楽であった。

現在、僕の脳内はドーパミンがかなり分泌されているのである。

ドーパミンとは脳内の神経伝達物質で、ざっくり述べると幸せとかやる気とかに関わってくる化学物質だ。

(※高校生物で得た知識レベルで語ったものです。ちゃんと知りたい方は中野信子さんの「脳内麻薬」なんかがけっこう面白いのでおススメ)


ちなみにネットでドーパミンを調べると、出てくるのは以下単語の羅列。

集中力アップ! ポジティブ! 幸福感を得る!


なんだドーパミン。凄いぞドーパミン。最高じゃないかドーパミン。

じゃあ、積極的にドーパミンを出そう!

となる気持ち。凄くわかります。しかし、この化学物質は良い面だけではなく悪い面も……。

事実、ドーパミンは過剰に出し過ぎると「依存」に繋がるのです。

(※ドーパミンを安定させるためにセロトニンという化学物質が登場するのですがここは割愛)

僕の現在の状況とドーパミンについて整理すると、

・好きなことが一気にできて脳が「気持ちええ」状態
・ドーパミンは幸福につながる
・過剰分泌しすぎると「依存」状態に

幸福につながるための行動、しかし、それが「依存」に……。


そういえば、今週は「不安定だったなあ」と思い当たる節がチラホラある。

自制心を置いてけぼりにしたまま(グループの)社長と会話したあの時。やりたいことをありのまま伝え過ぎた、部長との会議。理性を置いてけぼりにして感情のまま語った先輩とのオンライン飲み。

アレ? 今週かなりやらかしているのでは?

気づいた頃にはもう遅いのだ。少なくとも今週の僕は、(悪い意味で)「ヤバい新人」の典型そのものだったのである。

まあ、原因は他にもあるのだろうけど、もう少し自制心をもって、一挙手一投足を大切にしていきたいですね。

好きに依存しすぎない精神性を保ちつつ、もう少しブレのない人間になれたら良いなあ、と思ったりもします。


――もう、そろそろ新人ではなくなる。25歳の若造より。


追記:

いやー、野球が終わって悲しい。
来年は推しに優勝して頂きたいですね。

ナンJも寂しくなるなあー。


最後まで読んで頂きありがとうございます!文章を読んで少しでもほっこりしてくれたら嬉しい限りです。