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フィルムカメラ ローライ35の魅力
お気に入りのフィルムカメラ、ローライ35の魅力をご紹介します。
1967年に発売されたカメラで、特徴はなんといっても、コンパクトなデザインにあります。可愛くて、メカっぽくて、小さくて、男性女性問わず人気のカメラです。
私はカバンに入れることなく、革紐を取り付け、首から掛けてシャツの胸ポケットに入れるスタイルが気に入っています。かさばらないので旅にはピッタリです。できるだけ荷物を減らしたい時に大切な相棒になってくれます。
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ローライ35は40mmのレンズが付いています。種類はいくつかありますが、大きく分けて、製造国、レンズの種類、色の違いがあります。
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製造国 シンガポール or ドイツ
レンズ テッサー or ゾナー or クセナー or トリオター
色 シルバー or ブラック
また、復刻版のローライ35クラシックなど限定モデルもあります。
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私が使っているローライ35は、ドイツ製、テッサーレンズ、シルバーです。実は初めは、ローライ35S、シンガポール、ゾナー、ブラックを購入しましたが、使い始めてすぐにカウンターの調子が悪く修理に出しました。ところが修理に2ヶ月以上かかるということでしたので、泣く泣く返品、代わりにドイツ製のシルバーを迎入れました。
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そのため、少しではありますがドイツ製とシンガポール製を比較することができました。大きな違いはファインダーです。ドイツ製のほうが若干大きくガラス製のため透明度が高いです。比べればわかりますが、初めからシンガポール製を使うと、そんなに違和感はないと思います。
ピント合わせは0.9m〜目測です。要は2mとか6mとか、だいたいで合わせる方法です。そのため、目にピントを合わせて背景をぼかすような撮り方はできません。絞って全体にピントを合わせたパンフォーカスの写真が撮りやすいです。
上から見ると、今どのような設定かわかるようになっています。
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私のローライ35は、初めから露出計が合っていない個体でした。試しに電池を入れて確認しましたがやはり全くダメでした。そのため電池は入れず、勘で露出を決めています。これは私にとっていい方向に向かいました。露出計から解放されることによって撮影が素早く自由になりました。しかも機械式カメラということで、電池バッテリーを心配することなく、安心して長旅に使えます。
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特に機械式フィルムカメラにありがちですが、設定を忘れたり間違えたりすることによって、自分の意思とは違う写真が出来上がってくるところが、新鮮で面白いです。スマホや最新デジカメでは普通に撮れば、明るすぎたり暗すぎたり、ピンボケの写真は撮れません。
作例を紹介します。
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慎重に撮影すれば、前後をぼかすことも可能
お気に入りのカメラです。
旅やアウトドア、日常の相棒として、気軽に持ち歩くには最高です。
中古しかありませんが、価格相場は4万円から8万円ぐらいです。
フィルムカメラ選びの参考になれば幸いです。
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