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ただいま絶賛建設中?!〜9/4(金)島子屋オンライン勉強会vol.6〜

こんにちは!ちーちゃん@島子屋です。

私たちは非認知能力にかんする学びを深めるため、定期的にオンライン勉強会を開催しています。
島子屋の自己紹介的な記事はこちらからどうぞ!

さて先日の勉強会では、これまでの勉強会やリアル戦略会議での話し合いをふまえ、問いを立てて対話の場をつくりました。

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(台風前にもかかわらず、参加してくれたみなさんありがとうございます…!)

今回は文献の紹介ではなく、対話の場を経て感じたところを綴るエッセイのような記事になっています。

子どもたちの非認知能力を伸ばす場づくりのプロセスを知りたい方や、
屋久島で子育てをしている、または私たちの活動に興味をもってくだっている方はぜひご覧ください^^

島子屋という空間をどうデザインしたいか?

島子屋は、子どもの非認知能力を育むあたらしい放課後の場です。
そこで確認しておきたいのが
学童保育とのちがいは何なのか?
ということ。

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チームメンバーとの対話の中で、
「子どもがやりたいことを思いのままにやってみる」という場とは
また質がちがうのかもしれないということがわかってきました。

島子屋の目指すところは、学びの循環にあります。
他の子どもたちや大人とのかかわりのなかで、最大公約数を求めていく。
そのなかでの葛藤も含めて学びに変えていく過程を重要視しているということを、対話のなかで再認識していきました。

コンテンツと環境設定のバランス

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非認知能力を伸ばす=環境設定を大切にするという見方をしたとき、
プログラムを提供するのではなく、環境設定を重視するというとき
大人がどこまで子どもに提案をするか
という問題がでてきます。

そこで意識したいのが、
「好奇心を刺激する」
という意識です。

子どもたちの好奇心を刺激するためには、まずひとりひとりの子どもたちとじっくり向き合い、その個性を理解する必要があります。
その上でコンテンツを提供していくことは、その内容や提供するタイミングも含めて、
ある意味で大人の創造性も試されるということ。
(私たちが未就学児向けに実施している、OYAKOLABOのアートの活動にも似たところがあります。)
そんなことを考えていると、
島子屋という場の創造性=クリエイティビティを高めるには
どうしたら良いだろうか?

という新たな問いも生まれてきました。

ほかにも、他の校区の事情を聞いたり、対話をふまえての島子屋という場についての個々の認識を改めて共有したりすることができました!

さいごに

果たして本当に子どもがやりたいことができる環境をつくることができるのか?
少人数で事業性はあるのか?
正直なところ、いろいろと悩みはつきません。笑

そんなとき、本当にこれでいいのか?と不安になるよりも、
失敗してみよう!という心がまえは大人にとっても重要なように思います。

限られた条件の中で、私たちは何ができるのか。
あたらしいことをはじめようとしているのだから、失敗するのは当たり前。
もちろん致命的な失敗を避けるためのリサーチや準備は必要不可欠ですが、
大切なのは、失敗から何を学ぶか。
非認知能力でいうところの、まさにしなやかなマインドセットが求められています。
(マインドセットについてくわしく知りたい方はこちらをどうぞ!)

好奇心、創造性、しなやかなマインドセット…
私たちは今まさに、大人としての非認知能力を試されているところなのかもしれません。

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島子屋という屋久島のあたらしい場は、勉強会を通してじっくりと土台をつくりあげています。
これからはどんどん柱や屋根となる部分を建設していきますので、その様子もおたのしみに!

ここまで読んでいただきありがとうございました^^

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