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会話の心地よさはどこから?

夫と話すことはとても心地よい。

なんでこんなに心地よいのだろう?

まず、波長が合うから。

ん? 波長って何だろう。価値観が近いのか。性格が似たもの同士なのか。話す速度が同じなのか。総じると、まあ話していて楽しいってこと?

そして安心感があるから。

一緒に暮らしてもうすぐ丸四年を迎える。家庭内での会話のノリが一通りでき上っている。だから、こう話したらこう返ってくるだろうという言葉のキャッチボールの軌道が見えるのだ。そこには得も言えぬ安心感がある。
なんせ私は、出張やイレギュラー対応など変化が大の苦手で、日々の決まったことをこなす毎日を愛しているから。変わらないこと、わかることというのは、私をとても安心させる。

三つめは、私の話にとても興味を持ってくれるから。そして同時にそれは、私も夫の話に興味津々であるということだ。互いにテキトーに相槌を返すようなことがない。夫も私の話を毎度しっかり聞いてくれるし、私も、夫が話すことはなんでも聞きたい。

今朝は、夫が注射を打ってきたことを一生懸命(?)話している姿を見ながら、(いっぱい話していてかわいいな~)と思いながら聞いていた。

最後は、夫は私の話を決して遮らないからだ。これはとても大事なことだと思う。私は夫の話を聞く姿勢を尊敬しているのだが、その一番の理由は、人にしっかりと話をさせることができる人だからだと思う。

私がすべて話し終えたあと、自分の意見を言ったり、気持ちを伝えてくれたりする優しい人だ。

その優しさに依存しすぎぬよう、そして友達と話すときは、私も自分のターンを待てるよう、意識していきたい。

話したい欲が強い私は、いつの間にか人の話を強盗のように横取りしてはいないだろうか。絶対にしていないと言える自信は、今のところない。

結論、夫のような人になりたいのだ。

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